iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)は、MSCIコクサイ指数(円ベース)と連動させることを目指している、先進国株式インデックスファンドになります。
iFreeインデックスシリーズのファンドの一つとして、2016年9月8日に設定されました。
2017年10月2日に行われた信託報酬改定により、低コストで先進国株式に投資できます。
iFree 外国株式インデックスの詳細
ベンチマーク | MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース) |
---|---|
投資対象 | 先進国株式 |
購入手数料 | 無料 |
設定日 | 2016年9月8日 |
信託報酬 | 年0.19%(税別) |
純資産総額 | 10億円 |
決算日 | 年1回(11/30) |
信託財産留保額 | 無料 |
償還日 | 無期限 |
為替ヘッジ | なし |
投資形態 | ファミリーファンド方式 |
資産構成 | 外国株式…1,252銘柄(95.9%) 外国リート…65銘柄(2.2%) 外国株式 先物…1銘柄(1.8%) 外国投資証券…7銘柄(0.1%) |
運用会社 | 大和証券投資信託 |
iFree 外国株式インデックスの特徴
iFree 外国株式インデックスは、MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース)を投資対象としているインデックスファンドの中では、年0.210%と二番目に低い信託報酬であることが特徴です。
設定当初は、「たわらノーロード 先進国株式」を抑えて最も安い信託報酬の先進国株式インデックスファンドでしたが、後発ファンドなどに抜かれて現在は二番手になっております。
2017年10月2日付で、年0.210%から年0.19%に信託報酬の引き下げが実施されました。
この引き下げにより、ニッセイ外国株式インデックスファンド(年0.20%)を下回る信託報酬となり、この時点では最安の先進国株式インデックスファンドとなっていました。
ただのちにeMAXIS Slim 先進国株式インデックスが信託報酬を引き下げ、最安のファンドではなくなっています。
資産構成ほか
構成国・地域はアメリカを筆頭にイギリス、フランス、ドイツなど日本を除く20か国以上の先進国を対象に、組み入れが行われています。
組入銘柄
銘柄 | 国・地域 | 比率 |
---|---|---|
アップル | アメリカ | 2.4% |
S&P500 201709 | アメリカ | 2.1% |
マイクロソフト | アメリカ | 1.5% |
フェイスブック | アメリカ | 1.1% |
アマゾン | アメリカ | 1.1% |
ジョンソン・エンド・ジョンソン | アメリカ | 1.0% |
JPモルガン・チェース | アメリカ | 0.9% |
エクソン・モービル | アメリカ | 0.9% |
アルファベット クラスC | アメリカ | 0.8% |
アルファベット クラスA | アメリカ | 0.8% |
上位10銘柄はアメリカの企業が占めております。
アップルやマイクロソフト、アマゾンなど日本でもおなじみの企業に投資を行っています。
利回り・運用成績は?
期間 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
1カ月 | -4.5% | -4.7% |
3か月 | -0.5% | -0.8% |
6か月 | +7.3% | +6.4% |
1年 | +12.8% | +10.5% |
年初来 | -3.5% | -3.7% |
設定来 | +33.3% | +29.8% |
※2018年2月28日基準
直近では株式相場下落により、成績が不調になっています。
ファンドの成績が指数を上回っているのは、ファンドの成績には構成銘柄の配当が含まれているのに対して、指数の成績には配当が含まれていないためです。
分配金は?
期間 | 分配金 |
---|---|
2017年11月 | 0円 |
2016年11月 | 0円 |
2016年11月に決算を迎えましたが、分配金を出さずに運用が続けられています。
実質コストは?
対象期間 | 実質コスト |
---|---|
2016年9月8日~2016年11月30日 | 0.29% |
2016年11月決算で出された運用報告書によると、実質コストは年0.29%となっています。
ただ対象の運用期間が短く、今後実際に想定される実質的なコストではないことに留意しましょう。
投資家の評判は?
ifree外国株式インデックスとか売っちゃってもいいな、投信積み立て中に格安投信として登場して切り替えてまたもとのたわらが安くなったから数か月しか買ってないという。
— manekinekonomigite (@righthandofacat) 2018年8月31日
先進国株式クラスは「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」と「たわらノーロード 先進国株式」のコストが頭ひとつ抜きん出て安い水準にあり、相対的に高評価。「iFree 外国株式インデックス」も配当除く指数連動ながら高評価。
— 水瀬ケンイチ@お金は寝かせて増やしなさい?? (@minasek) 2017年10月22日
知らないうちに「iFree 外国株式インデックス」の信託報酬率が下がっていたw
— イサミ (@isami_) 2017年10月2日
iFree 外国株式インデックスの評価
iFree 外国株式インデックスですが、MSCIコクサイ指数をベンチマークとしているファンドのなかで最安水準のインデックスファンドであることが評価できます。
長期投資ではできるだけ保有コストを抑えることが重要になってきますので、信託報酬が安いことは、投資信託を選ぶなかで大事な要素のひとつです。
2017年10月始めに行われた信託報酬引き下げにより、一時は信託報酬が最も低い先進国株式インデックスファンドとなっていました
その後最安ファンドではなくなりましたが、以前有力の先進国株式インデックスファンドであるということは変わりありません。
今後のパフォーマンスに期待しましょう。
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