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2018年に入り止まらない円高ドル安の相場

今週もお疲れさまでした！ドル円相場は4か月ぶりの108円台へ突入し、仮想通貨は取引所である「コインチェック」から不正流出と先週にも増して慌ただしかったですね(´×ω×`)

仮想通貨に関しては、コインチェックが本日28日未明に不正流出したNEM（ネム）の全額返金を発表しました。

まだ補償時期や方法の詳細は明かされていませんが、早い対応で進展してくれることを祈っています。

では、今週のドル円相場を振り返ってみましょう！

22日（月）は110円半ばからスタートし、一時は111円台にもタッチしましたね。しかし、円高になるきっかけとなったのが23日（火）の日銀金融政策決定会合でした(´×ω×`)

日銀火消しも全く通用しない円買いによる円高

23日（火）に日銀の会合後、公表された展望レポートで物価見通しが引き上がったことがきっかけで円買いが一気に加速しました。

日銀の黒田総裁が「出口観測」を否定しましたが海外勢による円買いは止まらず、23日PM4時ごろから25日のAM4時ごろまでほぼ一直線に円高が進みました。

週間でのボラティリティが大きかったので利益が伸ばせた方、逆に損失が大きくふくらんだ方もいた週だと思います。ユーロドル相場もなかなか激しい動きでしたからね(´×ω×`)

もちろん日銀の観測レポートだけが要因ではありません。23日に発表されたアメリカの「太陽光パネル・洗濯機の輸入を規制する大統領令」も円高要因の1つです。

さらに先日お伝えしたムニューシン米財務長官の「ドル安は良いこと」という発言を受けて、ドル円相場は109円を割り込みました。

逆にトランプ大統領の発言で1円以上円安に

円高が進み108円前半に差し掛かろうとした26日（金）さすがにシビレをきらしたのかトランプ大統領がメディアのインタビューに「強いドルを望んでいる」と発言し、ドル円相場は反発しました。

1円以上動き、109円台後半まで円安になりましたね！ムニューシン財務長官の発言を意識してだとは思いますが、さすがというか今年もトランプ大統領の影響力は大きいですね(　･`ω･´)ｷﾘｯ

来週は「強いアメリカ」のターンになるか？

今週金曜日に円高をギリギリ止めたかに見えたトランプ大統領ですが、26日に行われた世界経済フォーラム年次総会（ダボス会議）での演説でも「米国第一」を強く語りました。

「米国は復活している。今こそ米国の未来に投資すべき時だ」と前向きな発言をしたことと、ここにきてアメリカのTPP（環太平洋パートナーシップ協定）復帰を示唆する発言もありました。

TPPも本当にアメリカが復帰するのか？今後の展開に注意が必要ですね(　･`ω･´)ｷﾘｯ

また来週は、30日（火）・31日（水）にFOMC（米連邦公開市場委員会）があります。3月利上げに対して、前向きな発言があれば円安ドル高材料になるでしょう。

経済指標も31日に米1月ADP雇用者数、2月2日（金）に米1月雇用統計があります。

最近は影響が少ないように感じられる雇用統計結果ですが、内容次第では一気に風向きが変わる可能性もあります。来週もドル円相場から目が離せませんね！(๑´ω`๑)♡

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2018年1月22日（月）～1月26日（金）のFX収支

去年に比べると今年は、ポジションを持っている時間が長くなっています。利益が上がっていますが、同時にリスクも上がっているのでしっぺ返しを食らわないように注意します(´×ω×`)