ある経営者の印象に残っている一言があります。

その経営者から相談をいただき

経営がうまくいっていないこと、
うまくいくためにはどうしたらいいのか
と、一通り話した後に


「何のために働いているのかわからない」

とポツリとこぼされたのです。

「どういうことですか?」と聞くと

「家族を食べさせるため、社員を食べさせるため
 仕事をしなければいけないのがわかる。

 ただ、そのために儲かることばかり考えて
 自分の起業した目的を忘れそうになっています。

 そして、いつまでもそれは叶いそうにありません」


私はこう答えました

「厳しいことを言うようですが、
 あなたの家族と社員を食べさせるために
 お金を払うお客様はいません。

 あなたの提供する価値やサービスが
 お客様や社会を豊かにすると信じてもらえて
 初めてお金を払ってくれます

 起業当初の思いが実現したら
 どんなインパクトをお客様や社会に
 与えたかったのでしょうか」

するとその経営者は当初の夢を
熱心に語り出し、遂には泣かれてしまいました。

本当にやりたかったことを自分の中に抑え込んだまま
ずっと辛い思いをされたまま
経営を続けてこられたのでしょう。

そして私たちは当初の夢を実現するための
現実的な手段を検討し始めました。

そこからは経営者の方も見違えるように楽しく一生懸命働き
お客様に対しても嬉しそうに自分のサービスを説明し
社員もそれにつられて楽しく働き始める。

そして、数字も結果として自然とついてきました。

経営者が変わる第一歩がここにあります。
https://jippo.tv/lp/1801/rac/