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【平昌五輪】スキージャンプ団体、葛西は愛弟子・小林陵と2大会連続メダル獲得を狙う!

ニュース | 2018.02.19

平昌オリンピックの後半戦に入り、日本勢初の金メダルはフィギュアスケート男子で66年ぶり連覇で羽生結弦が獲得。日本は昨日18日のスピードスケート女子500㍍で小平奈緒が獲得した金メダルを含めてメダル総数10個(金2、銀5、銅3)を獲得し、日本が最もメダルを獲得した1998年の長野五輪での数字に並んだ。

ピョンチャン五輪11個目のメダル獲得をするのは、日本のお家芸「スキージャンプ」となるか?

スキージャンプ競技のトリを飾る「スキージャンプ男子団体」(ヒルサイズ=HS142メートル)が19日午後9時30分から行われる。日本は18日の公開練習を経て、8度目の五輪出場となった葛西紀明や、葛西の所属する土屋ホームの同僚・小林陵侑、竹内択、伊東大貴の4選手でソチ五輪に続く2大会連続メダル獲得を狙う。

17日に行われた個人ラージヒル決勝で葛西は33位と日本勢最下位、2本目すら飛ぶことが出来ずに悔しい結果となった。しかし、18日に行われた公式練習では日本勢トップの129.5㍍を飛んで団体メンバー入りを果たした。

そして今回の平昌五輪で最も輝きを放っているのがチーム最年少21歳の小林陵だ。10日のノーマルヒルでは7位入賞、17日のラージヒルでは日本勢トップの10位と日本勢の中で最も勢いがある。冬季日本勢最多4個目のメダルを狙う45歳の葛西に「若手(小林陵)に引っ張ってもらえたらうれしいけど、自分も頑張らないと上(メダル圏内)には行けない」と言わしめた。葛西と小林陵の師弟コンビに経験豊富な実力者である竹内と伊東がうまく絡めば、日本のメダル獲得は十分に狙えるだろう。

ブックメーカー「ウィリアムヒル」が発表した金メダルオッズによると、日本は6番手となる101.00倍の厳しいオッズが付いている。金メダル最有力にはノルウェーで1.30倍、2番手にドイツで3.00倍、3番手にポーランドで5.00倍とこのヨーロッパ3カ国で表彰台争いになる公算が高いとブックメーカーは見ている。

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しかし、今回の平昌オリンピックはとてつもなく寒い環境と、きまぐれな風の影響をジャンパーがもろに受けて実力どおりのジャンプが出来ないシーンが多々見られる。日本も本来の力を発揮できれば十分にメダル獲得のチャンスはあるのではないかと思われる。

レジェンド・葛西の大ジャンプが日本のメダル獲得の架け橋となるか?

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