公募比2倍の初値は堅い!?ユニフォームネクスト(3566)IPOのBB参加スタンスと初値予想!

7月19日に上場予定のユニフォームネクストの仮条件が決定しましたので、初値予想と抽選参加スタンスを含めてお伝えします!


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ユニフォームネクストのIPO仮条件

市場東証マザーズ
事業詳細業務用ユニフォームの通信販売
業種小売業
ブックビルディング期間6/29(木)~ 7/5(水)
購入申込期間7/10(月)~ 7/13(木)
上場日7/19 (水)
想定価格2,460円
仮条件2,460円~2,800円
公開価格2,800円
IPO用途広告宣伝費、人件費
オファリング・レシオ約19%
吸収金額5.65億円
時価総額29.7億円
当選枚数公募2,000枚
売出0枚
OA(オーバーアロットメント)300枚
合計2,300枚

証券会社別の抽選枚数(予想含む)

証券会社抽選枚数
主幹事野村證券153枚
幹事SBI証券27枚
SMBC日興証券6枚
大和証券9枚
みずほ証券10枚
岡三証券2枚
委託幹事松井証券-枚

ユニフォームネクストの初値予想とBB参加スタンス

仮条件と価格設定

ユニフォームネクストのIPO仮条件ですが、2,460円~2,800円と強気の設定となりました。
最近の地合いであれば当然の設定と言えるでしょう。

価格設定は同業種の他の会社と比較して、割安感が感じられます。

業種と業績

業種は業務用のユニフォーム販売ですので、IPOとして人気が高いとは言えません。
ただネット主力は通販ということでそこが注目されれば、そこまでネガティブ要素とはならないと思います。

ここ数年の業績は、売り上げ・利益ともに右肩上がりで推移しています。
ただ利益の伸びは落ちてきているので今後大きく成長していくことは厳しそうです。
しかしニッチ商品に特化したネット通販となっていることから、今後も業績自体は安定するものと思います。

上場市場と規模は?

東証マザーズ上場ですが、仮条件の上限で決定すると約6.44億円の吸収金額となります。
これでも規模としては小型にあたりますので、特に問題ないでしょう。

前回のIPOから間隔を空けての上場となり、スケジュール的にもネガティブな部分はありません。

需給面は?

公募2,000枚の売出株0で、さらにオファリングレシオ約19%と需給面には恵まれております。
ただベンチャーキャピタル保有株(7%)が少なからずあり、気にするほどではありませんが頭の片隅には入れておいた方が良いでしょう。
ベンチャーキャピタル保有株は1.5倍で全て解除されます。

初値予想と評価

初値予想
5,400円~5,800円

大手予想会社の初値予想 4,500円~5,000円(仮条件決定前)

ユニフォームネクストの初値予想と評価ですが、VC保有こそあるものの規模が小さいですので、需給的には良い環境と言えることが評価できます。
また野村證券主幹事ということも心強いですね。

スケジュール的にも恵まれており、後に続くIPOと比較しても規模が一番小さいですので、買いも入りやすい展開となりそうです。

前評判があまり高くなかった同業種の「ピーバンドットコム」でさえ、2倍以上の初値となりましたので、恐らくユニフォームネクストも2倍程度の初値はつけるものと思われます。
さらに今年マザーズに上場した吸収金額10億円以下のIPOは、すべて2倍以上の初値を付けていることも、初値を押し上げる要素となりそうです。

ということで初値予想は公募比+2倍前後の予想とさせていただきました。

ユニフォームネクストのBB参加スタンス

証券会社抽選枚数
主幹事野村證券参加
幹事SBI証券参加
SMBC日興証券参加
大和証券参加
みずほ証券参加
岡三証券参加
委託幹事松井証券参加

委託幹事で松井証券から取り扱いが発表されました!

参加スタンスですが、初値高騰必須の銘柄となりますのでもちろん全力で参加します!

ただ公募枚数2,000枚となり、抽選枚数は恐らく主幹事でも150枚程度とかなり当選が厳しい状況です^^;
野村證券が主幹事ということも、さらに当選期待を下げることになります。

しかしここであきらめてしまうと、奇跡すら来ることがありませんので必ず申込みは行っておきましょう!
私もこういったプラチナチケットに、一度でもいいから当選したいものであります^^;

直前初値予想とセカンダリー期待度

初値予想
5,800円

業種こそ「小売」でIPOの人気は高くありませんが、規模が小さい場合(10億円以下)は別となり、今年3月上場の「力の源ホールディングス」(+272%) 、昨年12月上場の「リネットジャパングループ」(+93%) といずれも2倍前後、もしくはそれ以上の初値を付けています。

2015年まで遡っても、公募比2倍程度の同じ結果が多いことから、ユニフォームネクストIPOの初値も同程度の結果となりそうです。

単独上場、野村証券主幹事という点も、初値に対する安心感が生まれます。
予想は公募比+2倍の少し上とさせていただきましたが、場合によっては節目の6,000円も超える可能性があるでしょう。

セカンダリーは?

未行使ストックオプションの数はそれほど多くはありませんので、上場後の売り圧力は大きくはありません。
一応VC保有分がありますので、ある程度高騰したら売却による一時的な下落が起きる可能性があるでしょう。

もし公募比2倍以下の初値を付けた場合、短期のセカンダリで参戦したら面白そうな展開になりそうですね。
ただ今は業績好調でも、今後の成長性が高く期待できる企業ではありませんので、利確は短期で行う方が良いと思います。

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