不人気業種だが公募割れはない??クロスフォー(7810)IPOのBB参加スタンスと初値予想!

7月20日に上場予定のクロスフォーの仮条件が決定しましたので、初値予想と抽選参加スタンスを含めてお伝えします!


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クロスフォーのIPO仮条件

市場ジャスダック
事業詳細ジュエリー・アクセサリーの開発・製造・販売
業種その他製品
ブックビルディング期間6/30(金)~ 7/6(木)
購入申込期間7/11(火)~ 7/14(金)
上場日7/20 (木)
想定価格720円
仮条件710円~730円
公開価格730円
IPO用途借入金の返済、開発資金、人件費
オファリング・レシオ約21%
吸収金額12.4億円
時価総額58.8億円
当選枚数公募15,000枚
売出0枚
OA(オーバーアロットメント)2,250枚
合計17,250枚

証券会社別の抽選枚数(予想含む)

証券会社抽選枚数
主幹事みずほ証券1,275枚
幹事SBI証券338枚
野村證券41枚
SMBC日興証券75枚
岩井コスモ証券15枚
水戸証券-枚
委託幹事マネックス証券-枚

クロスフォーの初値予想とBB参加スタンス

仮条件と価格設定

クロスフォーのIPO仮条件ですが、710円~730円の一般的な中立設定となりました。
強気の価格に設定しなかったので、買いやすいさという点ではメリットにはなりそう。

価格設定は同業他社と比較して、かなり割安感が感じられますね。
結果が比較的好調な、1,000円以下のIPOということも評価できるでしょう。

業種と業績

業種は宝石・ジュエリー販売で、不人気の小売業となります。
安さを売りに業績を伸ばしており、全国各地に販売店舗があります。

上場市場と規模は?

ジャスダック上場ですが、仮条件の上限で決定すると約13億円の吸収金額となります。
ジャスダックでは中型規模となりますが、17,250枚と枚数が多いです。

同時上場となり前日にもIPOがあるので、やや資金が分散される可能性はあります。

需給面は?

すべて公募の売出株0、オファリング・レシオも低めという点は評価できます。

ただベンチャーキャピタル保有が見受けられ、ロックアップも掛かっておりません。
その他の株主も1.5倍でロックアップが解除されます。

初値予想と評価

初値予想
800円~1,095円

大手予想会社の初値予想 800~900円(仮条件決定前)

クロスフォーの初値予想と評価ですが、ジャスダック中型・不人気業種ということで初値に関しては期待できません。
今の地合いでなければ、十分公募割れの可能性も否定できない案件だと思います。

ただ買い需要が出やすい価格であることや、割安銘柄があること、上場後の株主優待の期待も考えれば、そこそこの利益は出そうだと思います。

同時上場のジェイ・エス・ビーはこちらも期待薄の東証2部上場ですので、影響はあまりないと思われます。
ここ最近の1,000円以下案件の初値が安定していることも、公募割れリスクにつながる可能性が低いと言えるでしょう。

ということで初値予想は、ロックアップ解除の1.5倍を上値とした予想とさせていただきました。
1,000円という株価も意識されそうですね。

クロスフォーのBB参加スタンス

証券会社スタンス
主幹事みずほ証券参加
幹事SBI証券参加
野村證券参加
SMBC日興証券参加
岩井コスモ証券参加
水戸証券ネット申込不可
委託幹事マネックス証券参加

参加スタンスですが、とりあえず公募割れの可能性が薄いことから、申し込めるところは全て行う予定でいます。

主幹事のみずほ証券は株価が低いIPOの場合、2枚セットとなる場合がありますが今回は1枚のみのため、多くの方に配分が期待できます。

さらに期待できるリターンも低いことから、参戦する投資家も限定されそうです。
そう考えると全力で取りに行けば、十分当選が狙えそうですね。

珍しく委託幹事でマネックス証券も来ましたので、全力で行く方は忘れず申込みしましょう。

直前初値予想とセカンダリー期待度

初値予想
980円(+250円)

本日上場したユニフォームネクストは初日値付かずとなり、IPOにおける地合いは、引き続き最高潮となっていますね。

初値予想ですが、過去にジャスダック上場した同規模のIPOは、公募比+30%~50%で初値を付けていることが多いです。
クロスフォーの初値もそれらが意識されることになり、1,000円手前あたりで初値形成されると予想します。

ベンチャーキャピタル保有株が大量にあることや、3社同時上場となってしまったことで、一旦ロックアップ解除手前で寄るのではないでしょうか。

セカンダリーは?

セカンダリーですが、行使可能なストック・オプションがたくさん(420,000株)あり、VC保有株のロックアップ解除も意識されますので、上値も1.5倍あたりが限度になるかもしれませんね。

ただ買いやすい価格帯ということで、買い需要としては高くなると思われます。
一度下落しても、下がったところの反発狙いで参戦しても、面白いかもしれませんね。
もちろん、下落に対するリスク管理はしっかりとしておきましょう。

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