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「この世界の片隅に」の片渕須直監督について
さて、今回紹介したい人物は、56歳にして世間に大きな成功を収めた男、片渕須直監督だ。

2016大ヒットした映画、庵野秀明監督の「シン・ゴジラ」。そして新海誠監督の「君の名は。」実はその裏でそれらに匹敵するレベルのヒット作があった。それが片渕須直監督の「この世界の片隅に」だ。

なにが凄かったかというと、
はじめ50館程度だった上映館数がクチコミで評価が広がり最終的に6倍の300館以上にまで広がったという奇跡の作品だった。
パチンコで言えば増台に次ぐ増台というレベルだ。

作品の内容についてはネタバレになるので、皆さんの目で是非ご確認いただきたい。

では、なぜこの片渕監督が大器晩成とも言える成功を収めたのか?
3つのポイントに絞って説明していきたい。 

1つ目は、「実力者」であったこと。
実はこの片渕監督。日大芸術学部映画学科在学中から宮崎駿監督作品「名探偵ホームズ」に脚本家として参加。

若干20歳で、あの有名なジブリ名作映画の監督として大抜擢されている。
みなさんも知っているあの作品…
「魔女の宅急便」だ。

しかし、当時のスポンサーからの要請で宮崎駿監督の冠がつかないアニメ映画には出資できないとされ、監督抜擢は幻となる。この逸話からも片渕監督が無冠の実力者だったことがわかる。

2つ目は、「執念」
片渕監督は「この世界の片隅に」制作のためになんと6年間、合計100回広島を訪れ徹底的に取材を行ったという話だ。そのため貯金をすり減らし最終的には4人家族の食費をひとり100円に切り詰めて生活するまでになっていたんだとか。ものすごい執念をもって作品制作に取り組んでいたことがわかる。

そして3つ目は、「3900万円」
いったいなんの数字かというと、

片渕監督がクラウドファンディングで集めた金額だ。監督の取り組みに賛同する人々から最終的にこれだけの金額を集められたという話だ。

こうして公開された映画のエンドロールに、クラウドファンディングを通じて出資した一般の方々の名前がたくさん流れていたのが今でも印象的だ。

実は、その片渕監督が携わった作品が、なんとパチンコ・パチスロ化されている。

それがこちら、

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パチスロ「名探偵ホームズ」(ビスティ)

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パチンコ・パチスロ「ブラックラグーン」(タイヨーエレック)(スパイキー)

実に感慨深い。 

さて、今日は3月11日だ。
片渕監督のこの動画で締めたいと思う。
◼︎東日本大震災・復興支援ソング
『花は咲く』(アニメ版)
 
※ユーチューブに飛んでご覧下さい。



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