クラウドソーシングとは、インターネットを介して不特定多数の人に業務参加やアイデアを募集し、最もニーズに合った人材に業務を委託するという外部委託の形式です。
ITやICT技術の発展により生まれた新しい雇用形態の一種とも考えられ、群衆を意味するクラウド(crowd)と外部委託を意味するアウトソーシング(outsourcing)を合わせた造語です。
近年、パソコンやスマートフォンを使った在宅ワークとして注目されています。
<仕事内容>
クラウドソーシングで依頼される仕事内容は、スマートフォン用のアプリ開発・Webサイト制作・翻訳・CMやテーマソングの作曲といった専門的な業務から、以下の様な無資格・未経験でも応募できるものまで多種多様にわたっています。
<データ入力>
クライアントの用意したデータを入力していく。
<データ収集>
インターネットを使って商品の価格や検索エンジンでの順位を調査・収集する。
<ブログ記事作成>
指定されたテーマや条件にあった記事を作成する。
<コピーライティング>
企業サイトなどで掲載されるキャッチコピーを提案する。
<アンケート>
商品の使用レポートやサービスを利用したことによる体験談・口コミを文章にする。
<ネーミング>
新商品のコンセプトにあった商品名を提案する。
<イラストデザイン>
LINEのスタンプなど、アプリ向けイラストをデザインする。
<クラウドソーシングの主な取引方法>
(1)マイクロタスク型
主に作業内容から分類した言葉で、仕事の作業を超細かく細分化されており、数分程度だったり、スマホで解決できたりと、タスクをさします。報酬は数円~「マイクロソーシング」と呼ばれることもあります。
(2)コンペ型
作業の発注方式から分類した言葉で、「コンペティション」、つまり、競争入札の意味で使われます。デザインやロゴ、コピーなどクリエイティブなタスクに使われることが多いようです。
(3)プロジェクト型
仕事の発注方式から分類した言葉で、まず、人を決定してから、一緒にプロジェクトを行うという意味で使われます。主に、プログラミングや改修作業などの個別かつ、密にコミュニケーションを場合に、活用されるケースです。設計、翻訳などが多いようです。
(4)タイムカード型
主に仕事の管理面から表現される言葉で、プロジェクト型やマイクロタスク型の仕事でアルバイトのタイムカードの原理をWEBシステムで行うシステムでの仕事方式です。特に、手順が明確であり、受注者個別の能力によって成果が大きく変わらない仕事に活用されることが多いようです。
<クラウドソーシングの最大手サイト>
数あるクラウドソーシングの最大手サイトはランサーズです。
仕事カテゴリから出来そうな依頼内容を選択してお金を稼ぐことが出来ます。