おはようございます。

週末のNY市場は続伸。朝方発表された2月住宅着工や鉱工業生産が強弱マチマチの結果となる手掛かり材料難の中、10日線−20日線間の狭いレンジで持ち合う流れに。ナスダックは4日ぶりに小幅反発。日経先物はNY株高やドル円の持ち直しが下支えとなったものの、前日比小幅安水準で取引を終了。

NYダウ 24,946ドル +72、ナスダック 7,481 +0

米10年債  2.846% +0.022、NY原油 62.18 +0.99
為替 106.01円/ドル、日経先物 21,650円 +10 

【主な政治経済イベント】
3/19(月)G20財務相・中銀総裁会議
3/20(火)米FOMC(〜21)独3月ZEW景況感指数
3/21(水)パウエルFRB議長会見
3/22(木)米2月景気先行指数
3/23(金)米2月耐久財受注

■ NY展望 : FOMC後のリスク志向復活 − トランプリスク
パウエル新FRB議長の下での「マイルドな利上げピッチの踏襲」をきっかけとする欧米金融資本のプラスのリスク志向復活 →  2月以降の需給調整終了→ 三角持ち合い上ブレによる25,500ドルトライがメインシナリオ。

リスクシナリオとしては、親グローバル派の排除により保護主義・タカ派色を強めるトランプ政権と関係諸国との軋轢の高まり、ロシアと西側諸国との対立激化、FOMCでの利上げピッチ加速などを嫌気した三角持ち合い下ブレ → 24,000ドル水準までの下落に警戒。

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■ 日本市場展望 : 外部環境 − アルファ
週末の日経先物がNY株高に反して弱含みで推移したように、トランプリスクを警戒する外資勢の積極的な買いは見送られる中、国内政治情勢の不安定さや市場マインドの懐疑心などもネックとなる上値の重い展開が本線。

もっとも、年初から7兆円を売り越している外資勢にとって「持たざるリスク」も意識されるだけに、21,000円台前半では底堅い期待されます。想定レンジは21,300〜22,000円。

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