前場の日経平均は大幅続落。政治リスク(安倍内閣の支持率低下)を嫌気して21,400円割れまで下落すると、現在も売り優勢で推移中。寄り前に発表された2月貿易収支は996億円の赤字予想に対して34億円の黒字で着地したものの、円高要因として潜在的な株価の重石に。東証主力株は資源株が買われている以外は軟調。中小型株は市場マインドの猜疑心がネックとなり『連鎖的投げ売り』が顕著となっています。

□ 午後の展望 : 不安残し
国内外の政治リスクや水曜の祝日・FOMCを前に積極的な実需買いは期待しにくいため、ドル円や先物主導での不安残しの推移へ。想定レンジは21,300〜21,500円台半ば。

■ 午後の戦略 : 事前戦略を丹念にこなす!
本日の引け味や今晩のNYが冴えない場合は、明日も上値の重い展開が想定されます。よって、ファンダ面や市場マインドの不確実性の高さには一定の余力維持と手仕舞い条件の徹底で対応しつつ、少なからぬ「FOMCを起点とした地合い良化期待」を念頭に 的を絞った押し目買い狙いを継続していきたいところ。

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では 午後もよろしくお願いします。