おはようございます。

昨日のNY株式市場は大幅反落。前日の急騰の余韻やコンセンサスを上回った1月ケースシラー住宅価格指数を追い風に昼前には24,446ドル(+243)まで上昇。しかし、テクニカル要因(10日線を意識した戻り売り)、フェイスブック問題を警戒したハイテク株売り、長期金利低下を嫌気した金融株売り、根強いトランプ政権の運営方針に対する懸念などがネックにとなり、引けにかけては急速に軟勢を強める格好。NYダウのテクニカルは「アヤ戻し一巡による下値不安再燃」を示唆。

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NYダウ 23,857ドル −344、ナスダック 7,008 −214

米10年債  2.778% −0.062、NY原油 65.25 −0.30
為替 105.38円/ドル、日経先物 20,710円 −400

□ 本日の展望 : 配当落ち分 + 先物安
3月期配当落ち分(約160円)に日経先物下落幅(400円)を加味した軟調スタート後、引けにかけてはNYダウ先物を睨みながらの神経質な展開へ。想定レンジは20,600〜21,000円。リスクシナリオとしては、先物での仕掛け売りや「新年度入りの特殊需給」が売り傾斜で新興した場合の20,500円の攻防に警戒。

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★ 本日の戦略 : 続・突っ込み買い、戻り売り!
森友問題に絡めた一部報道サイドと野党による国会運営の妨害はピークを過ぎた感があるものの、トランプ政権を中心とする海外政治情勢の不安定化は継続中。日米株式指数ともに「底打ち感の減退」により反騰トレンド入りまでの日柄が見えにくい環境ですので、まずは リスク許容度に応じた余力維持を優先。

その上で、昨日の急反発局面を戻り売り主体で臨んでいただいた経緯から、本日の下げは予定通り買い直すスタンスで臨みたいところ。

★☆Sラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。

★ 1570 日経レバ:昨日手持ちの5割強を回転した後、本日は寄り値付近、17,350円(前日比3%安水準)、〜(略)〜をメドに買い直しへ。☆ スポット2銘柄も昨日のワン回転後、目先の押しを丹念に!

【ウォッチ銘柄】
△ 6436 アマノ
金融・官庁向けに電子文書の改ざんを判別するサービスを7月から開始するとの報道。


△ 4572 カルナバイオ
大日本住友製薬(4506)との提携を発表。

△ 4282 EPS
発行株の2.95%の自社株買いを発表。

『 我慢と勇気の対象を見直す! 』

では 本日もよろしくお願いします。