ライトコイン決済アプリの「LitePay」が突然サービスを停止するという事態になっています。このことは先日26日、ライトコイン財団(Litecoin Foundation)が”同社WEBサイトにて発表していました。
突然の発表だったのか?
「LitePay」終了に関してはライトコイン財団(Litecoin Foundation)のツイッターでも投稿されています。
An announcement regarding LitePay.https://t.co/8vvUtGG5sr
— Litecoin Foundation (@LTCFoundation) 2018年3月26日
ライトコイン財団のウェブサイトの中には「LitePayの発表」というウェブ掲示板がありました。
そこに書かれていることを要約すると
ライトコイン財団が「LitePay」のCEOのKenneth Asareさんと最後に接触したのはLitePay社の不透明性を懸念した3月16日。
このとき、LitePayのCEOであるKenneth AsareさんがLitePayのサービスを停止させて、同社が売却することを公言した。
といったなかなか生々しい内容で、サービスを停止させて売却することを公言、このときLitePayのCEO・Kenneth Asareさんは、事業継続のための資金をライトコイン財団に求めたそうです。
しかし、ライトコイン財団側は、それを拒否。
なぜライトコイン財団は拒否したのか?
理由としては、その資金を果たしてどこにあてるのかを明確に示さなかったということ。
会社に関する詳細情報だったり、発言の正当性を示す具体的根拠も話してもらえなかったこと。
LitePayのCEO・Kenneth Asareさんはもう16日時点でちょっと”心ここにあらず”な状態だったんですかね。
謝罪と今後
ライトコイン財団、それからライトコイン創設者のCharlie Leeさんが後悔しているみたいですね。
皆さんと同じで過度の興奮状態にある。
今回の事業が成功するものだと楽観視したことで、穴を見落としていた。
と語っていますし、Charlie Leeさんはツイッターで謝罪しています。
Like everyone else, we got too excited about something that was too good to be true and we optimistically overlooked many of the warning signs. I am sorry for having hyped up this company and vow to do better due diligence in the future. https://t.co/khIjeHnyZ1
— Charlie Lee [LTC] (@SatoshiLite) 2018年3月26日
このツイートの内容は、
このような形になってしまったこと、誠に申し訳なく存じます。
早期発見もできなかったのは、我々の体制にが不十分だったことが原因であります。深くお詫び申し上げます。
今後このようなことが二度と起こらないよう、勤務体制の改善に努めていきます。
正直、そりゃそうでしょうよって感じがしますね。各国こういうときの謝り方は似てるなと感じました。
Charlie Leeさんは発表時の誇大宣伝のこともあって、かなりうしろめたい気持ちがあるのだとは思います。
まとめ
これから向こう何日かの間でライトコイン自体に露骨な悪影響とならなければいいですね。
なぜならツイッターの仮想通貨広告禁止発表を受けてビットコインが8%下落したというニュースも出ているくらいですし…
ライトコイン財団としては今回の一件をひとつ真摯に受け止め、大動脈であるライトコインを正しい運用で導いてもらいたいものです。