Paypal(ペイパル)の今後とは?仮想通貨が絡む特許申請中の今

Paypal(ペイパル)の今後とは?仮想通貨が絡む特許申請中の今

クレジットカード決済を簡単にできる決済サービスのPaypal(ペイパル)が”仮想通貨をめぐる”特許を申請中だということをNEWSBTCが報じました。

 

美味しそうなホットドッグ

 

迅速な仮想通貨取引システム

 

米国特許商標庁による申請書によると、Paypal(ペイパル)は仮想通貨の決済処理時間を短縮したいと考えていて、そのための特許を申請していると書かれてます。

 

2002年にPaypal(ペイパル)決済サービスが開始されて以来、同社はオンライン決済シーンを支配していましたが、昨今は競争が激しさを増しています。

 

そこでPaypal(ペイパル)としては仮想通貨の持つ可能性を模索しているようです。

 

スピードの速さイメージで車が走っている

 

Paypal(ペイパル)は3月1日に「急速な仮想通貨取引システム」の特許申請を行いました。

 

つまり、仮想通貨のもつ決済スピードの速さを先行して取り入れるための行動ということですね。

 

非中央政権といわれる仮想通貨はPaypal(ペイパル)の究極の野望を達成の可能性があるからこそ、”仮想通貨決済のスピードを速く”するための特許を申請したんですね。

 

 

Paypal(ペイパル)の声明

 

Paypal(ペイパル)のCEO、ダン・シュールマンさんは仮想通貨にもとづく決済システムの可能性、そして問題について次のように述べています。

 

多くの問題があるのだから慎重に規制はすすめなければならない。

仮想通貨はまだまだ先が明瞭とは言えないということも踏まえ、今後どんな方向性に進むのか?それは現時点でわからない。今のところ、実験の方向性は非常に不明。

 

先月発表されたその他のコメントではPaypal(ペイパル)のCFOであるジョン・レイニ-さんがビットコインへの見解として

ビットコインはたとえば今日利益を出したとしても明日には暴落して利益がなくなってしまうということも全然あり得る。完全に信頼できるかといえばそれは未知数。

 

 

Paypal(ペイパル)の今後

 

ビットコインのイメージ

 

Paypal(ペイパル)の最高責任者の2人は現在のビットコインに対する規制や、ビットコインの持つ本来の問題、そして今のサービスが持っている弱みも認識している、ということも触れられてます。

 

そして、Paypal(ペイパル)が仮想通貨を有効に使えるという手段がいくつか存在している、と触れられていて、それが次のことです。

仮想通貨の取引所を立ち上げること

独自の仮想通貨を発行すること

Paypal(ペイパル)は最終的には、より安価で迅速な方法で商品や金融商品を届けることができるかもしれないという流通性についても話してたようです。

 

しかしながら、Paypal(ペイパル)は様々な競争相手と激しい競争を繰り広げているので、そうした相手に勝つことが求められている、といったことをNEWSBTCが報じていました。

 

 

まとめ

 

Paypal(ペイパル)としては仮想通貨決済のスピードをとにかく速くできるようにして、競合他社を出し抜きたいという想いが強いんでしょうね。

”出し抜きたい”はちょっと的確な言い方ではないかもしれないですが、ようするにそういう一心での特許申請なのだと思えます。

そして、こうした動きは、クレジットカードでの仮想通貨購入禁止等の背景から来てるところもあるんじゃないかとも考えられますよね。

 

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