<競馬> 真実の瞬間を見極めるブログ ~ラップ・血統・傾向データなどを中心とした考察~

様々なファクター(時計・ラップ、血統、調教、枠順、騎手、厩舎、生産者、トラックバイアス、胴元・陣営の思惑等)からの考察を進め、そのレースにおけるゴールの瞬間、そう、「真実の瞬間」を見極めます。少しでも読んで頂いた方の馬券のヒントになれば幸いです。

<当ブログの考え方>

まず私がこうしてブログを書いている理由は、競馬に対する考え方いわゆる結論を
導き出すプロセスとして、様々な方法があるわけですが、その部分をあぁこんな
考え方もあるんだという事で多少でも参考になればとの思いから書いており、
最終の予想(印)はあくまで「おまけ」でしかありません。

よって、私は「考察」部分に時間を費やし、あえてこの部分で出来るだけ、
いろいろな視点から書くように意識をしております。

そしてその結論を出す作業というのは、やはり各個人の世界であって、良識を
お持ちの方であれば、ご納得頂けると思いますが、馬券はあくまで自己責任の
世界だという事です。

自分で考えるからこそ、的中した時の喜びは大きく、競馬は面白いんです。

声を大にして言いたい事。

私は、その部分を押し付けようなんて更々ありません!
勝手に他人の印を見て、馬券買って、外れたからって、いちいちくだらない事を
書くのはやめましょう。(笑)

当ブログは、あくまで自分の主観であって、様々な考え方のプロセスを提供する
ブログであり、結果として各個人が馬券を買い、外れても責任は持てませんし、
異論・苦情等は一切お断りをしております。

これにご同意やご理解が頂けないという方は、きっと当ブログには合わないと
思いますので、当ブログへの出入りはご遠慮頂きますようお願い申し上げます。

それでは、宜しくお願い致します。

有馬記念 2022 ~予想~



ここのところ更新も滞っており、印だけの予想なんかもあって、
かつ全く参考にならないようなヘボ予想でスミマセン・・・。

という事で、久々にしっかりと考察を進め、今週1週間、気合を入れて
考えてみました。長文になります。お付き合いください。

では、予想です。

◎タイトルホルダー
〇ボルドグフーシュ
▲ヴェラアズール
注ジャスティンパレス
注イクイノックス
△エフフォーリア
△ジェラルディーナ

まず、前提として馬の能力だけで考えるのであれば、タイトルホルダー、
ヴェラアズール、イクイノックスの3頭が抜けていると思ってて、ここから
枠順、馬場適正、コース適正、騎手、血統、状態面、オッズ妙味なんかを
考慮すると上記の印となります。

まず本命としたタイトルホルダーですが、今の中山はやはり内・先行有利な
馬場であって、かつ今年のメンバーを見渡すと、逃げ馬はタイトルホルダー
くらいです。馬場、展開面のアドバンテージは大きく、能力でも抜けている
1頭なんで、やや外枠ぎみではあるものの昨年の大外よりははるかにマシ。

しかも他の先行馬は、タイトルホルダーよりも全馬外。(14.15.16)
ちなみにウインマイティーも先行馬ですが、この馬はタイトルホルダー同様
岡田軍団の一角なので、タイトルホルダーの邪魔をするような競馬はしない
でしょう。むしろラビット・援護射撃での出走すらある・・・?!

血統的にも母系は重厚な血統ですし、今のやや時計の掛かる(超高速馬場でない)
ところもこの馬にはマッチしています。

宝塚記念のレコード勝ちだって、半端なく強い内容。それでいて、2番人気?!
自分の中では断然の1番人気だと思ってましたが、オッズ妙味もあるんで
もう不動の本命です。

2番人気の理由は、今年、競馬界をざわつかせた粗品の本命という事もあるのでしょうか。
ならば、私はそれもむしろ好都合だと考えています。

有馬記念というレースは、普段競馬をやらない方なんかもいっぱい参加する
レースで、結局馬券のオッズを形成するのは、馬券を買った方達です。

粗品の本命で、タイトルホルダー以外の馬券が売れるのはホント嬉しいです。
もっともっと買って下さい。そしてタイトルホルダーのオッズを美味しくして
頂きたいものですね。

さて、相手筆頭はボルドグフーシュとしました。

ダービーの時、私はアスクビクターモアを本命としていい思いをさせてもらった
人間であり、この馬もその頃から私は評価をしていて、今年の世代では3本の指に
入る能力の持ち主だと思っており、その馬と菊花賞で僅差の勝負をしたボルドグフーシュ。

この馬もかなり強いと思いますよ。今年の菊花賞、上位3頭はレベルも高いと思って
いて、アスクこそ出走はありませんでしたが、2・3着馬がそろって参戦。

元々、菊花賞組は有馬記念では好走傾向にありますし、やはり菊花賞から
斤量が2kg減るのは大きいです。馬自体もレースでは相当楽に感じるはず。

その上で、来月であれば、普通に古馬とは同斤で走らなければいけないのに、
わずか数日の差で、12月に有馬記念を開催するんで古馬とは2kg差。

という事で、馬個体で見たって、古馬との比較論で話をしたって、
そりゃ3歳馬が強い有馬記念となりますよね。

あとはこの馬、ジョッキーがスタートの上手い福永Jに乗り替わるのも
大きな魅力のひとつです。更に馬場読みをさせたら今や日本ではトップだと
言っても過言ではない騎手ですからね。調教でも熱心に福永J自身が乗り込んで
この馬の癖をしっかりとつかもうという姿勢も素晴らしく、あわよくば
絶好のスタートを決めて、いいポジションが取れれば頭だって夢ではないかも。

その調教だって、自身、自己ベストを更新する時計を記録し、状態面も
申し分なし。

血統や馬場適正、枠順でもマイナス要素も持っておらず、それでいて
やや穴人気をしてしまっていますのが、それでもこの人気ならば積極買い
したいです。

3番手は、能力で抜けていると判断した3頭の一角、ヴェラアズールとしました。

世界のムーアJから松山君への乗り替わりで、ここは正直痛いです。
但し、馬券妙味を考えるのであれば、ココ近走、相当強い競馬をしており、
そんな馬がこの人気なんで、この馬も積極買いしたいタイミングではあると判断。

枠順も絶好ですし、前走なんかも正直まだまだ底を見せておらず、もっと
スムーズならば2着馬を突き放していた感もある。

それに近走こそ速い上がりで勝っていて、エイシンフラッシュ産駒なんで
中山は向かないなんて声も聞こえてきますが、それを凌駕するほどの能力の
持ち主であり、スパッと切れて一瞬の脚が凄いというタイプではなく、
追えば追うほど最後までしっかりと伸びる感もあり、元々ダートを使って
いた馬ですから、力の要る馬場、上がりの掛かる競馬だって問題はないはずです。

4番手はジャスティンパレス。

ボルドグフーシュのところで話をしたので、もう割愛しますが、この馬も
菊花賞組であり、前走も強い競馬をしていたので、狙ってみたい1頭です。

ジョッキーも鮫島君からの乗り替わりで、有馬記念に強い外国人ジョッキー
騎乗という面もプラスですよね。

5番手はイクイノックス。

普通にこの馬が勝つ可能性だって十分にあると思っていますが、それでも
ここまで評価を落とした理由は、この馬以上に買いたいと思った馬が他に
4頭いたという事。

あとは、前走あまりにも2000m戦で強い競馬をしていたので、その反動と
そもそもダービーでも後ろからズドンの競馬をしていましたし、ルメちゃん
自身も距離に絶対の自信があるなら、ダービーであんな乗り方するのなぁと
いう疑いも思いもある。中山2500m戦、この馬には少なくともベストな条件とは
言えないような気がしています。

ルメちゃんが早めに動くとか先行させるとか近2走の競馬ではなく、皐月賞の
ような競馬をするのであれば、正直、タイトルホルダーの底力には勝てないと
思っていて、むしろそれをやってしまうと、他馬にすら足元をすくわれる可能性
すらあるのでは?!そんな風に考えてのこの位置評価という面もあります。

ただそうは言っても、この馬だって前走から1kg減であり、かつ55kgで出られる
わけですから、やっぱり他馬との横比較をした時、有利なんだよなぁと感じる
今日この頃・・・。色々と私自身も悩んだ中でもこの評価となっています。

6番手はエフフォーリア。

この馬は阪神遠征となった大阪杯と宝塚記念の2走で負けて、ここまで人気を
落としており、馬券を買うファンも半信半疑なところがあってのこの人気。

ここでダメなら、正直もう復活は厳しいのかなという馬ですが、私は今回、
この人気で買えるならば、調教もそこまで悪くないですし、復活を期待できると
考えてのこの評価。但し、馬券は注までの5頭を中心として買うつもりなので、
ガツンと勝負をしたい馬という感じではありません。

最後にジェラルディーナまでをおさえての勝負。

ただこの馬って明らかに過剰人気している感が否めません。

そこまで強いと感じたこともない馬ですし、勢い、血統、騎手、枠順と条件は
揃っている感はあるもののさすがに3番人気はないでしょう。

いっその事、消そうかとも考えましたが、一応この馬までをおさえての勝負とします。

ちなみにジェラル消すならディープボンドを加えようと思った次第ですが、
87年以降、16番からの出走となると1頭も馬券になった馬はおらず、人気馬でも
バンバン馬券圏外
となっていますので、ジェラルを残してディープボンドは
消しました。

◆人気別集計

馬番:16番

  集計期間:1987.12.27 ~ 2021.12.26

------------------------------------------------------------

人気      着別度数        勝率  連対率 複勝率 単回値 複回値 

------------------------------------------------------------

1番人気  0- 0- 0- 0/ 0                                     

2番人気  0- 0- 0- 1/ 1    0.0%   0.0%   0.0%      0      0 

3番人気  0- 0- 0- 1/ 1    0.0%   0.0%   0.0%      0      0 

4番人気  0- 0- 0- 3/ 3    0.0%   0.0%   0.0%      0      0 

5番人気  0- 0- 0- 1/ 1    0.0%   0.0%   0.0%      0      0 

6番人気  0- 0- 0- 2/ 2    0.0%   0.0%   0.0%      0      0 

7番人気  0- 0- 0- 0/ 0                                     

8番人気  0- 0- 0- 0/ 0                                     

9番人気  0- 0- 0- 1/ 1    0.0%   0.0%   0.0%      0      0 

10番人気  0- 0- 0- 1/ 1    0.0%   0.0%   0.0%      0      0 

11番人気  0- 0- 0- 0/ 0                                     

12番人気  0- 0- 0- 3/ 3    0.0%   0.0%   0.0%      0      0 

13番人気  0- 0- 0- 1/ 1    0.0%   0.0%   0.0%      0      0 

14番人気  0- 0- 0- 3/ 3    0.0%   0.0%   0.0%      0      0 

15番人気  0- 0- 0- 3/ 3    0.0%   0.0%   0.0%      0      0 

16番人気  0- 0- 0- 1/ 1    0.0%   0.0%   0.0%      0      0 

------------------------------------------------------------


ちなみに掲示板内(5着以内)だった馬は、3頭だけいますが、その3頭の共通点は
斤量55kgという、斤量面でのアドバンテージのあった馬のみ。

57kgを背負っての大外となると、掲示板すら確保できないんで、いくら馬券妙味、
期待値を考えてもディープボンドは買いづらいという結論。

データを破壊するのは、外国人騎手という自分の格言はあるものの今回
ジョッキーも外国人騎手ではないんで、例外ケースはおこらないと思います。

それでは皆様、良いグランプリを。

以上、今回はここまで。ではでは。

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チャンピオンズカップ 2022 ~予想~



◎テーオーケインズ
〇グロリアムンディ
▲シャマル
注オーヴェルニュ
注ハピ
注スマッシングハーツ
△バーデンヴァイラー
△ジュンライトボルト

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チャンピオンズカップ 2022 ~的中へのヒント1~



今日は久々の考察記事となります。お付き合いください。

週末の天気や馬場状況、あとは枠順も大事なレースですから多少の評価の
上げ下げはありますが、現時点での狙い馬を発表しておきます。

まずはテーオーケインズですよね。ここは力が一枚上です。

あとは外国人Jが乗るグロリアムンディ、バーデンヴァイラー、

オーヴェルニュの3頭は買いたいです。


で私の秘密兵器として絶対に買いたいと思っているのが、シャマルです。
今回は恐らく全く人気がないと思いますが、非常に面白い存在だと感じています。

前走を見る限りでも、ゴール前では詰め寄っていましたので、距離がギリギリと
いう感じでもなく、中京の1800m戦かついい枠順さえ引ければ馬券圏内、
十分にあるはずです。


その根拠として、最後に面白いデータも書いておきますね。


◆前走平地距離別集計

  集計期間:2014.12. 7 ~ 2021.12. 5

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前走平地距離  着別度数             勝率  連対率 複勝率 単回値 複回値 

---------------------------------------------------------------------

同距離         2-  2-  3- 29/ 36    5.6%  11.1%  19.4%    196    111 

今回延長       2-  4-  3- 32/ 41    4.9%  14.6%  22.0%     36     99 

今回短縮       4-  2-  2- 40/ 48    8.3%  12.5%  16.7%     80     36 

---------------------------------------------------------------------


◆前走レース名別集計

  集計期間:2014.12. 7 ~ 2021.12. 5

  ソート:着別度数順

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前走レース名  着別度数        勝率  連対率 複勝率 単回値 複回値 

----------------------------------------------------------------

マイルG1      2- 2- 1- 5/10   20.0%  40.0%  50.0%    149    262 

----------------------------------------------------------------


そもそもチャンピオンズCというレースは、馬券圏内であれば、

上記のように、連対率、複勝率と距離延長馬の成績がいいレースです。


中でも、前走南部杯を使った馬は非常に成績がいいです。


更にここから掘り下げて考察を進めると、上記のデータで過去南部杯から

チャンピオンズCに駒を進めた全10頭中、当日1番人気2着となった

ゴールドドリーム以外の9頭は全て人気を上回る着順でゴールしています。

しかもその跳ね上げ方が半端ない馬も多数存在しています。


9番人気4着

10番人気3着

14番人気10着

8番人気1着

14番人気6着

これって偶然とは思えなくて、必然の結果なのではと。

今年のメンバーを見渡すと、南部杯組はシャマルのみ。
という事で、3連系馬券のお供には必ず入れたい1頭です。


最後に3歳馬の扱いについて。以前にも書いた事がありますが、

チャンピオンズCだと斤量差が古馬とは1kgしかもらえないので
(秋天、JC、有馬は2kg)そこがあってあまり重い印を入れられない
そんな風に考えています。

以上、今回はここまで。ではでは。


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血統表
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プロフィール

シモ

自身のホームページ(すでに閉鎖)からmixiの世界を経て、遂にブログデビューとなりました。

主に中央競馬の重賞を予想し、きまぐれに地方の交流重賞も楽しんでおります。

予想のスタイルは、理学出身者という事もあり、勘や思いつきの世界、また感情論も一切省き、(応援馬券という概念はありません)論理的な根拠に基づいての予想を意識しています。

※予想の根幹は時計・ラップ・血統。他のファクターも数字的な根拠(確率論)を重視。

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