【勘流雑感】
 東京五輪はつつがなく閉幕を迎えた。人々の不安心理を収入源としているマスコミ各社やポンコツ政治家は コロナ医療の窮状と菅政権の支持率低下を煽るのに必死だが、投資家としては中国共産党による国内企業と人民の従属化策強化、軌道に乗らんとしているバイデン政権の大型インフレ策などによる世界的な政治経済の枠組みの変化の兆しにこそ注目すべきであろう。当サロンでは博打性の高い長期投資については触れずに、1−3週間を目安とした投資サイクルで動いているが、考察と戦略の根っこには常に世界情勢を注視する気構えを持たれたい。

 さすれば、先週末寄り付き後の27,900円近辺までを売り上がり、その後の27,700円割れで悠々と利入れをこなしたであろう先物に関しては、本日は27,800円割れがあれば27,650円近辺までパラパラと買い下がる。個別に関しては決算シーズン中の理不尽な需給動向に巻き込まれぬために、理屈や願望を優先したような銘柄選別は避け、ディーラー連中の嗜好に便乗した少数精鋭の種蒔きに徹されたい。

【勘流銘柄】
■ 新たなる中期指向 
6月の底打ち後、先月末の決算を経て上昇志向を強めてきた。●月提唱時にも述べたように、DX関連の穴株としての潜在能力は高い。クリーク・アンド・リバー社<4763>も押しを生かして買い直しを効かせたら、ここからも市場心理の揺らぎを生かすスタイルを続行。

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【GS銘柄】
おはようございます。東京五輪開催期間中に知人が2人、コロナに感染しました。(おかげさまで、二人ともピークは過ぎて快方に向かっています。)世界的なコロナ感染の広がりを踏まえれば、五輪開催と感染拡大に因果関係はなく、季節要因との関係が深いと考えるのが良識的かと思います。となると・・・、今回の五輪は一部の反対を押し切って開催し、金メダル27個を獲得した政府をはじめとする関係者の大勝利。ここからは、改めてワクチン接種を中心とするコロナ感染対策をしっかり行うと同時に、経済をしっかり回すための政策に期待したいですね。マーケットの方は今週も霧がかかったような流れとなりそうですが、コロナと同様にリスクゼロはありえませんので、不安要素を認識、対応しながら、強みを生かす段取りで!!

◎ 7004 Hitz
7/19 771円  8/5 858円 +87 11%高 
8/4に公表した第1四半期業績は、海外でもごみ焼却発電施設の大口工事の進捗など環境部門の改善により赤字幅が縮小。アンモニア関連としての評価も不十分ですので、900−950円目標の強気戦略を継続。今週も8●0円までをコツコツと買い戻し。

◎ 7732 トプコン
7/15 1,630円 8/2 1,727円 +97 5%上昇
7月末に発表した第1四半期業績は主力の測量やGPS関連の業績の伸長によって黒字転換。米住宅市況の復調も追い風となっています。今週も1,600円台は強気継続。1,●●0円近辺も増し玉へ!

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