おはようございます^^

いままでこれだけ上昇してきて、ようやく押し目になったということだけど、僅かに▲¥300程度じゃ需給も改善しないだろうし、せめてここから¥29,000くらいまでの押しがなければ話にならないよ。

今朝の個人投資家の心境って、買持している人は、利食いしたいだろうし、押し目を待っているひとは、絶好の押し目到来ということだから、売り意欲も買い意欲も旺盛なんだろう。

というわけで米国CPIは予想していたのとは真逆で、8月消費者物価指数(CPI)前年同月比では予想5.3%にたいして5.3%とイーブンの発表になったけれど、8月消費者物価指数(CPIコア指数)前年同月比は予想4.2%が4.0%と数字だけ見ればインフレ懸念が和らいだような感じになってる。


単純な話、食料品・エネを除くコア指数だけど、8月卸売り物価指数(PPI)前年同月比が8.3%と非常に高止まりしていてコアPPIでも6.7%という水準にあったことを考えると、小売り段階でだいぶ利益が圧迫されているのが分かる。

さらに現状のひっ迫した雇用情勢(労働力不足・賃金上昇)を考えれば、あまりいい方向には行っていない気がするし、そもそも今回発表のCPI・コアCPIの数値も市場に忖度しているような感じもするしね。

なので、FRBのテーパリングの方向は全く影響されることはない気がするし、その辺を株式市場はやはり嫌気したんじゃないかと思う。

米国の投資家も迷ってたねぇ・・・。ダウCFDは一旦は上昇したけれど、そこでホバリングを始めてて寄り付きからは徐々に売り物が増えた。投資家心理をよく表している値動きだった。