【勘流雑感】
昨日の日本株は一時30,200円水準まで売り込まれた後、30,300円台を回復。昨晩の先物の高を鑑みれば本日は30,500円近辺まで浮上する可能性があるが、材料株にとっては宴の終わりムードが逆風となる厳しい流れが危惧される。来週の米FOMCではテーパリング開始時期を明言せず、NYダウの反発ベクトル入りによって、日経先物や主力が買い戻される局面を念頭に置いているが、材料株は極一部の反発と大半のジリ貧相場を覚悟しておくが無難。その極一部の買われる銘柄に関しても、直近の材料を囃すマネーゲーム化が予想され、飛び乗りでのギャンブルを強いられることとなろう。すなわち、目先の利益探求は難解なシチュエーションだ。
もっとも、連休やFOMCを目前にして相場に冷やしが入るは、無理な売り買いを強いられずにすむゆえ投資家にとって追い風。さすれば、本日も堂々と勝負を回避し、来週からの反撃に備えられたい。先物に関しては本日も買いでのデイトレ手法を続行。30,200円までを買い向かった60−80円幅を目す。
【勘流銘柄】
□ 6315 TOWA
8/31 2,678円より 9/14 3,015円 337 12%
昨日の悪環境を利用して2,850円までを買い戻したら、本日も2,800円台は強気一貫。9月前半3,●00円オーバー目標。
(その他)
1459 楽天ダブルベア
買い玉のヘッジが目的ゆえ部分利入れも選択肢に入るが、基本はFOMC明けまで安値を拾い、貯めておきたい。マザーズ指数先物、ETFのショートは本日の利入れが妥当。
◎ 4060 RAKUMO