本日の日経平均は反落。米企業決算を好感した先週末のNY株高を追い風に9時台に29,144円(+75)まで上昇。しかし、直近3日で1,000円を超えた上昇幅、総じて冴えない中国マクロ指標などが重石となり、引けにかけては29,000円を挟んで利確優位で推移。

東証主力株は高安マチマチ。9983 ファストリ、8035 東京エレク、6902 デンソー、7203 トヨタなどが指数を下支え。東証1部の売買代金は2.59兆円。売買高は10.8億株。

中小型株は 4885 室町ケミカル、6425 ユニバーサルエンター、4169 EneChange、4176 ココナラ、4889 レオサイエンス、9425 リベロ、7373 アイドマ、3936 グローバルウェイ、6668 ADプラズマ、6366 千代建、6993 大黒屋、6881 キョウデン、1518 三井松島、3321 ミタチ産業、5707 東邦亜鉛、2698 キャンドゥ、6058 ベクトル、1514 住石HD、5702 大紀アルミ、7004 日立造船、7238 曙ブレーキ、3315 日本コークスなどに短期資金が流入。

日経平均 29,025円 −43、Topix 2,019 −4
225先物(12月限)28,910円、為替 114.32円/ドル
NYダウ先物 35,158ドル −13

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 6666 リバーエレテック
22年3月期経常益予想を7.78億円から10.35億円に上方修正。ニチアス(5393)、クオール(3034)、南陽(7417)などとともに割り切り対象でケア。

△▼ 5727 東邦チタニウム、5541 大平洋金属
非鉄市況は世界的なインフレ思惑を背景に更なる騰勢も期待されますが、住友鉱山(5713)、三井金属(5706)など主力株までが過熱気味に上昇しているだけに、ここからは利確優先での対応がおススメ。住石HD(1514)、三井松島(1518)、日本コークス(3315)など石炭関連の低位仕手株の急騰も市況関連にとっての黄色ランプ。

〇 4980 デクセリアルズ 
先週月曜2,000円水準から、本日は約10%高水準の2,200円手前まで上昇により、体勢の建て直し策がスムーズに経過。明日以降の押しは売却分の半数をメドに2,●●0円までを買い直しつつ、続伸時は☆★銘柄との兼ね合いも考慮しながら取捨を計ってください。

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☆ 6619 ダブルスコープ
10/6 835円 → 10/18 940円 +105 12.5%上昇
既に10%高を果たしていますが、流動性高めの好トレンド銘柄を売り急ぐべき地合いではありません。優先すべきは利確売りよりも、弱テクニカル銘柄からの乗り換え(の検討)。

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(補足)10月序盤の27,000円台前半を下方オーバシュートとしたように、FOMCや国内主要企業の決算が控える11月1週目まで ≒ 10月中の30,000円超えは上方オーバーシュートと捉えるのがスマート。よって、29,000円台後半で新規銘柄を買わされないためにも、引き続き「好トレンド銘柄の売りすぎない勇気」を強く意識していってください。

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では 本日もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらも是非!☆