澤上ファンドがバブル崩壊を警戒しているそうですね。
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/business/dailyshincho-785367.html
私は「みんながバブル崩壊を警戒しているうちはバブルは崩壊しない」説を指示します。
いえ、崩壊するかも知れませんよ。可能性がないとは言いません。
けど、少なくとも日本ではバブルというような水準ではない銘柄がとてもたくさんあります。
で、ちょっと気になったのは、この記事の中で、飲食業等が大変な思いをしている時に、株が上がるのはおかしいという主張です。
確かに飲食業や観光業の株が上がっていたら、私もおかしいと思いますが、それらの株はずいぶん低迷しています。
飲食店や観光業は個人事業者が多く、彼らが苦しんでいるのは事実です。しかし、反面、これまで、飲み会や観光に使っていた個人消費が、自動車や住宅、家電やアウトドア、プチ贅沢などに回っています。そっちは個人業者より大手企業が多いので、個人事業主から上場企業にお金が回って、株が上がっていると、考えます。
二次会、三次会の店とかに落ちてたお金って、結構膨大だと思いますが、ほとんど上場企業には回っていませんもんね。
また、大テーマの脱炭素やEXは未来に向けての投資ですので、今、足元の景気が悪いから株が上がるのはおかしいというのとは、ちょっと違う理屈で動いています。
これらうまく行ってる産業は、中国の不動産市場とも連動性が低く、色々あるけど、人々が騒ぐほどには株価が下がらない、状態なんだと思います。
じゃあ、どうなったら株が下がるのか?
みんなが私みたいな意見に傾いたら怖いですね。
イケる、イケる!!バブルなんかじゃない。結局株しかない!!
って大合唱し出したら、次の手を考えないと。