妥当な価格の成長株<割安成長株 | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

最近は、私好みの割安成長株は一度上がり出すとすぐ2〜3倍高を達成してしまう傾向があります。
コロナで変化が激しくなっているからかもしれません。

明日発売の私の本の中でも少し触れていますが、

 

 

省エネ・再エネ関連のグリムスやアウトドア関連のグローブライドなんかも、買う時は3年でも5年でも持つつもりで買っているのですが、半年とか1年とかで2.5倍に上がってしまいました。




さて、2〜3倍狙いで買った株が1年以内にそれを達成したとき、往々にして「成長性についてはまだまだ見込まれるものの、割安さはほぼ解消された。」という状況になります。
仮に年率20%成長が見込まれるなら、引き続き3〜5年で2倍高は十分狙えますので保有継続という判断で構わないのですが、私は、

妥当な価格の成長株 < 割安成長株



と考えていますので、もしまだ割安な成長株を手元に残しているのなら、例えば儲かったその株を半分売って、まだ上がっていない割安成長株にその資金を振り向ける。あるいは、まだ本格的には買っていないけど、そこそこ有望な補欠株に資金を振り向ける、ということを考えます。

で、いざ半分売って新しい株を買い始めるてみると、その「妥当な価格の成長株」について、より冷静な判断ができるようになります。



2倍も儲けさせてくれた株に対しては、どうしても思い入れが強くなっているのですが、ちゃんと同じ土俵で比較する事が大事だと思うのです。

さて、この考え方に従うと、もし、割安ではない成長株を見つけた時の判断もできるはずです。

今持っている割安成長株と比較して保有割合を決める。もし、良い株がなかなか見つからなくて、予算枠が空いているなら、通常の半分程度買ってみる。


つまり、やや評価を下げて買うのです。

そんな判断が長い目で見た時に、悪くない結果を残せると個人的には思っています。


 

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