前場の日経平均は反発。前日の先物での仕掛け売り主導の大幅安の反動、米ハイテク株の騰勢を背景に堅調に寄り付くと、10時過ぎに29,570円(+267)まで上昇した後、前引けにかけても29,500円付近でしっかりと推移。東証主力株は買い優勢。9983 ファストリ、4543 テルモ、6954 ファナックなどが指数高を牽引。

中小型株は 9250 GRCS、8139 ナガホリ、7602 カーチス、6505 東洋電機製造、4392 FIG、4722 フューチャー、9519 レノバなどに短期資金が流入。全般的には連鎖的投げ売りも見受けられる弱気優位の趨勢。

□ 午後の展望 : 29,000円台半ばの持ち合い

先物次第の不透明感は継続するものの、今晩のNY休場の影響による29,000円台半ばの方向感の乏しい流れが本命視されます。

■ 午後の戦略 : 続・テクニカルなりの取捨選択!

個別全般の連鎖的投げ売りリスクには手仕舞い条件の徹底でケアしつつ、継続予定銘柄は買い条件内を腰を据えて対処 → 潮目良化を待って強気度アップを計るスタンスで臨んでください。

【ウォッチ銘柄】

△ 2667 イメージワン
こちらも中小型需給の悪化の煽りにて大幅安。一段安は一旦見切り優先が得策ですが、700円台後半までは逆張り方針がおススメ。

▼ 4563 アンジェス
「コロナワクチンの開発支援金として10−12月期に14億円を計上」も無反応。400円割れからは更なる下値模索モードの開始に警戒。

▼ 6838 多摩川HD
再生可能エネルギー投資ファンドに小型風力発電所9基を売却。こちらも株価の反応は限定的。市場マインドの停滞を示唆。

では 午後もよろしくお願いします。
   
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