■ 日本株展望 : 下値模索は相応のリバウンドへ

新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の世界的感染拡大、景気回復基調の頓挫リスクを嫌気した軟調地合いが本線。ただし、先週末の日米株はアルゴの投げ売り発動により現状での感染実態に対して過剰反応(下方オーバーシュート)と判断。売り一巡後は日米景気刺激策やコロナリスク再燃によるFRBのテーパリング・利上げピッチのマイルド化思惑などを背景とする早々のリバウンド相場へ。想定レンジはかなり広めの27,500〜29,500円。

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今週の戦略(抄) : 今回のオミクロン型コロナウィルスにより、戦略の前提としてきた「決算シーズン後の物色の正常化」に続き、「ブラックフライデーを起点とした年末ラリー入り」期待も剥落。短期的見通しとしては、目先の投げ売り一巡後のリバウンド基調入りが本線となりますが、ファイザー・モデルナなどのワクチンがオミクロン型コロナに有効か否かは2週間程度の日柄を要するため、少なくとも来週末までは不確実性を意識しながら対応していきたいところ。

戦略フローとしては以下の3段階をイメージ。

(1)「もうはまだなり」を念頭にテクニカル崩壊銘柄はポジション縮小 : 弱テクニカル銘柄に関しては今回の件で更に本格上昇トレンド入りまでの日柄ロスが明確となっていますので、「一部買い増し後の戻り売り or 手仕舞い条件抵触時の即売り」を基本路線で対処。

〜(略)〜

本日15時配信のメルマガより
       
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