おはようございます。

昨日のNY株式市場は反発。先週末のオミクロン・ショックによる「債券買い(金利急低下)株式売り(下落幅が今年最大)」の反動により寄り付き直後に35,287ドル(+288)まで上昇。戻り売りが重石となって10時台に34,900ドル付近まで売り込まれる場面もあったものの、午後は35,200ドルを挟んで底堅く推移。個別ではセールスフォース、マイクロソフト、アップル、IBM、シスコなど広義のハイテク・IT関連が指数高を牽引。

ナスダックは急反発にて、前日の下げ幅(−353)の大部分をリカバー。GAFAM、エヌビディア、AMAT、マイクロンテクノロジー、テスラなど主要銘柄が軒並み堅調に推移。

NYダウ 35,135ドル +236、ナスダック 15,782 +291
米10年債利回り 1.512% +0.027、為替 113.65円/ドル
NY原油 69.95 +1.80、CME225 28,330円

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□ 本日の展望 : リバウンド優位も不安残し

最高値圏を回復したナスダックの反発力を支えとするリバウンド基調が本線。ただし、昨日28,776円までの反発過程における売り方の買い戻し需要の減少、米主要マクロ指標の発表を前にした買い方の様子見ムードがネック。28,500円付近の上値の重さに加えて、中国リスク(
10時発表の中国11月製造業PMI、中国恒大の信用問題)や先物需給次第での28,000円割れも念頭に。

★ 本日の戦略 : 「もうはまだなり」対策 → 底打ち確認!

米10年債利回りの1.5%水準までの低下は下方オーバーシュートであり、連動して売られている日経(先物)も現値水準は買い場であるとの見方に変わりはありませんが、昨日のNYタイムの日経先物に底打ち気配は限定的 ≒ 短期的には27,000円台半ばまでの下振れも念頭に置いた守備的布陣を優先。

よって、売却予定銘柄は買値に固執しすぎずに大胆に売却を計りながら、戻り売り予定銘柄に関しては突っ込み局面での小口買い増しによる買値引き下げ ≒ リバウンドにて売りやすい体勢作りを進めてください。

攻撃面では、(1)日経連動タイプ、(2)テクニカル崩壊を回避している流動性高めの中小型株をポジションの中核に据えた押し目買い・上昇時の売りすぎ注意を継続。

【ウォッチ銘柄】
△ 4978 リプロセル
新型コロナウイルスPCR検査及び各種変異株の特定検査において、新たな変異株であるオミクロン株の特定検査が可能であることが判明したと発表。材料絡みのアイドマ(7373)、ライトアップ(6580)、TB(6775)、フュートレック(2468)などとともに割り切り対象でケア。

☆ 先週水曜からのスポット銘柄
11/24 841円 → 11/25 905円 +64 7.6%上昇
株式市場や〜(略)〜におけるオミクロン・ショックは、少なからぬ「短期織り込みの可能性」を内包。★ 昨日からの新主力銘柄で日経平均(先物)の反発に備えたら、こちらでは〜(略)〜の反発をケア。

先週末の一部利確後、本日もターゲットプライスまでの買い下がり狙いを本線に、反発スタートも買い増しからの検討が正攻法となりそうです。

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では 本日もよろしくお願いします!☆