おはようございます。

昨日のNY株式市場は急反落。東京市場で売り材料視された「モデルナCEOによるワクチン効果への懐疑的な見方」に加えて、11月シカゴPMIや11月消費者信頼感指数の予想以上の低下、パウエルFRB議長によるテーパリングの前倒し示唆などを嫌気して「債券買い(金利低下)株式売り」のネガティブトレードが加速。一日の安値圏で取引を終了。ダウ構成銘柄はほぼ全面安。ナスダックもアップルを除く主力銘柄のほぼ全面安により大幅反落。

NYダウ 34,483ドル −652、ナスダック 15,537 −245
米10年債利回り 1.451% −0.078、為替 113.03円/ドル
NY原油 66.18 −3.77、CME225 27,675円

big (11)

□ 本日の展望 : 売り優勢 ± 月初・先物需給

CME225にサヤ寄せした軟調スタート後、引けにかけては売り方の買い戻しが下支えとなる一方で、増幅している戻り待ちの売りが上値の重石に。月初の特殊需給の売り傾斜、連日同様の先物での仕掛け売りなどがネックとなる外部環境に乖離した下振れには要警戒。想定レンジは27,400〜28,000円。

★ 本日の戦略 : 底値狙いのフライング買いはほどほどに!

月曜・火曜の「戻り一巡後の下値模索」により投げ売りバイアスが増幅しているため、弱テクニカル銘柄や薄商い銘柄が本格上昇トレンド入りするためには「日経平均の反発機運」が不可欠。すなわち、現状での強引な勝負は理に適わないだけに、本日も(1)一定の余力維持や手仕舞い条件の徹底、ストレス銘柄の大胆な売却を優先。

※ 先々の本格調整局面における大ダメージや思考停止を避けるために、当該銘柄は100株で良いので売却してください。荒療治ですが、一時的に全株売却  → 即時買い直しを検討するのも妙手。(ここで買い直せない銘柄は、今後上昇トレンド入りした場合も早売りに陥りやすいものです。)

その上で、(2)戻り売り予定銘柄の逆張りによる体勢の建て直し、(3)継続予定銘柄の押し目買い・上昇時の売りすぎ注意による逆襲+アルファ狙い...の3方向を意識した取り組みを継続。

※ 底値圏での総売りを避けるべく、ポジション全体のバランスを考慮しながら売買条件を設定・徹底してください。

☆★Sラボ銘柄戦略 : 「明確な不透明感」を念頭に★ Sラボ主力株の買い増し狙い、☆ マネックス(8698)の仕上げに注力する脱力トレードで対応 → 全体需給 & 市場マインドの“陰の極”を見極めながら、周囲の半歩先に踏み込みを強めるイメージで。

    (会員サークルより 
>>Sラボ参加案内

【ウォッチ銘柄】
△ 3799 キーウェア
JR東日本情報システムと資本・業務提携。割り切り対象でケア。材料絡みでは国際チャート(3956)、ヒューリック(3003)も軽めに注目。

『もうはまだなり』


では 本日もよろしくお願いします。