おはようございます。

昨日のNY株式市場は大幅続落。直近3日で1,300ドル強の下落による自律反発機運の高まりに加えて、朝方発表された11月ADP雇用報告における民間部門の雇用増(53.4万人、市場予想52.5万人)、11月ISM製造業景気指数(61.1、市場予想61.0)などマクロ指標の良好さを追い風に買いが先行。11時台には35,004ドル(+520)まで上昇したものの、米国内でのオミクロン型コロナ感染者が確認されると市場ムードは急激に悪化。引けにかけてはほぼ一直線に下値を切り下げる展開に。

ナスダックも決算を嫌気されたセールスフォースを筆頭に、フェイスブック、エヌビディア、AMD、テスラが売られて大幅続落。

NYダウ 34,022ドル −461、ナスダック 15,254 −283
米10年債利回り 1.413% −0.027、為替 112.81円/ドル
NY原油 65.57 −0.61、CME225 27,405円

big (3)

□ 本日の展望 : 下値模索トレンド継続

前日の28,000円ワンタッチによる売り方の買い戻し一服感、米長期金利の低下傾向が示す世界的金融資本のリスクオフ姿勢、NY株の引け味の悪さ、明日の米雇用統計や12月半ばのFOMCを前にした買い方の委縮などが逆風となるる軟調地合いが本線。想定レンジは27,200〜27,800円。個別株全般に関しては、先物主導の日経平均の下押しに比べれば底堅い推移が期待されるものの、売りが売りを呼ぶ投げ売り連鎖には要警戒。

★ 本日の戦略 : 下値模索トレンド対策 → 逆襲への布石!

日経平均に関しては引き続き27,000円台半ばでの底打ちを本命視していますが、下値模索トレンド中の日経先物のテクニカル、不安材料が累積しているファンダメンタルズを踏まえれば、27,000円割れにも耐えうる(買い向かえる)体勢作りを意識。

よって、ストレス玉の大胆な売却方針はそのままに、売却条件に触れた銘柄は手仕舞い優先で対処 → 全体需給底打ち後の逆襲狙いに向けた余力と気持ちを確保。既にストレス玉の処理を終えられている方は、極端に的と条件を絞った継続予定銘柄の押し目買いや新規銘柄への派生に注力。

★☆Sラボ銘柄戦略 : 直近の暴落過程における空売り軽視・見切り売り判断の遅さなど反省点も多いものの、直近の逆張り対応や☆ マネックス(8698)の急騰により弱テクニカル銘柄のポジション縮小が相対的に有効に経過した流れを利用すべく、☆ 本日からの新スポット銘柄にて軽めに踏み込みを強める方針で臨んでください!

★ 1570 日経レバ : 全体戦略(27,000円台半ばの底打ち見込み)にリンクすべく、14,500円割れで追撃を計った後は、日経27,●00円割れを念頭に「13,●00円割れがあれば予定数の3分の1を追撃」方針で臨んでください。その後のブレもシナリオの中で対処!

『攻めも守りも周囲の半歩先を!』

   (会員サークルより >>Sラボ参加案内

では 本日もよろしくお願いします。