【勘流雑感】 
 先週末の米雇用統計は非農業部門の雇用増が市場予想を下回り、新種の新型コロナに対する警戒心も逆風となって反落。長期金利の低下がプラスに作用しやすいハイテク株もサプライチェーン不安に足を引っ張られ、ナスダックは急反落となった。今週も浮き沈みの激しい相場つきが予想されるが、財閥マネーにとっての関心は来週のFOMCで示される「テーパリング速度」の一点となるゆえ、34,000ドル台でのトレンド性の気迫な流れが本線となりそうだ。

 日本株に関しては、外人部隊の日和見ムードには抗えぬゆえ、27,500円から28,300円辺りの往来か。岸田首相に対する朝日・毎日・立憲共産など反日組織からの批判が相次いでおり、特に給付問題を含むマイナンバー制度の遅れが危惧されるが、それらの多くは外国に比べて個人情報の流出に神経質な日本人の性質にも起因する。この点を理解せぬ日本人が少なくないが、外人部隊やインテリジェンスにとっては自明の理。日経平均のPERが13.5倍台にまで落ち込んでいる現状で、わざわざ政治不安を理由に日本株だけを売ってくる可能性は極めて低い。

 さすれば、週末にメジャーSQを控える先物は、5分足を基準とする複数回の即回転狙いを続行。具体策はサロン提唱スタイルを参考にされたい。個別に関しては先週の蛇足に次ぐ蛇足が響いているゆえ目先はマイナス分の穴埋めが主戦術となるが、全体需給の方向感が不透明な中でのギャンブルは極力避け、来週のFOMC前後からが本番の意識を持って挑まれたい。

【勘流銘柄】
(その他)
4373 シンプレックス
11月前半の急騰後、然るべき調整を経て上値探求ムードを強めてきた。売り買いのタイミングが真逆となったINCLUSIVE<7078>をはじめ新興系銘柄への波長が合っていないゆえにその他までとするが、現値水準でパラパラと種を蒔き、、、、、、、にて買い増すスタイルが有効となろう。チャート付きの良化が著しいココナラ<4176>やGS君の◎ エスプール<2471>も持続的に注目されたい。

1458 楽天ダブルブル
先週の16,800円台と17,200円近辺での種蒔き後、眼前の押しも16,500円近辺までを買い向かう。


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