前場の日経平均は反発。オミクロン型コロナに対する過度の警戒感の緩和によって急騰したNY株の流れを引き継いで堅調に寄り付くと、10時ごろからは先物での売り方の買い戻しに拍車がかかり29,300円台まで上昇。東証主力株はほぼ全面高。9984 ソフトバンク、9983 ファストリ、8035 東京エレク、4543 テルモなどが指数高を牽引。

中小型株は 4412 サイエンスアーツ、3680 ホットリンク、3498 霞が関キャピタル、9246 プロジェクトカンパニー、2479 ジェイテック、3804 システムディ、6779 日本電波工、3031 ラクーンなどに短期資金が流入。全般的には直近の軟勢に比べて戻りが緩慢な印象。

□ 午後の展望 : 買い優勢 ± 先物需給

前場の騰勢を引き継いだ28,200〜28,400円レンジの推移が本線。「メジャーSQ週の火曜午後」は先物主導で相場が荒れやすいだけに、NY株先物やファンダメンタルズの変化が乏しい中で28,000円割れや28,500円トライのようにブレが生じるケースも念頭に。テクニカル面では10日線(28,356円)の上値抵抗感に注目。

■ 午後の戦略 : 淡々とポジションの過不足調整を継続!

日経平均が終値で10日線を越えてくるなら市場ムードの良化が期待されますが、前場の中小型株は総じて冴えない推移を見せたように、あくまでも需給良化は「日経先物 → 東証主力株 → 流動性高めの中小型株 → テクニカル崩壊銘柄」の経過をたどる可能性が高い環境です。

現状のリバウンド局面においても、来週のFOMCに絡めた「下値不安再燃前のアヤ戻し」リスクは否めないだけに、ストレス玉や戻り売り予定銘柄のポジション縮小を丹念に計ってください。

攻撃面においても  ★ 日経レバ(1570)での反撃の土台固め、☆ スポット銘柄での逆襲+アルファ狙いを継続。

【ウォッチ銘柄】
△ 6182 メタリアル
勘助氏注力中。今朝の勘助氏のコメントにもあったようにまだまだ初動に映ります。押しは強気に。

△ 2157 コシダカ
テクニカル良化が顕著となっていますので、〜(略)〜後、押し目買いスイング狙いで継続注視。

△ 4763 クリーク&リバー
こちらもテクニカル良化が顕著。しこり感の乏しさも魅力となる反面、ディーラー資金が出入りしにくい薄商いだけに、現状での優先順位は低め。

    (会員サークルより >>Sラボ参加案内

では 午後もよろしくお願いします。

   
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