2月3日に岡三証券がIPOを入れてきました。これで一先ずはRecovery International(9214)が2022年1号案件を奪取したことになります。岡三証券も最近IPOの主幹事として数を増やしてきていますね。今回のように隙間にしっかり入れて欲しいですね。

Recovery International(9214)のIPO新規上場情報

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訪問看護サービスで高齢化社会で需要がかなり伸びている事業になります。世の中を見渡しても明らかに増えているイメージですので、単純に伸びている業界と連想できますね。

想定価格は3,060円。主幹事は岡三証券です。
吸収金額が想定価格ベースで19.2億円で、東証マザーズ上場の中型IPOです。

IPOスペックをみると売出しが豊富でVC他、投資していた会社が全数手放すなどちょっと気になる部分はありますね。まだまだ伸びそうな業種に見えますし、業績の伸びも連続増収など好調です。

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市場的にも伸びそうですし、潜在看護師などかなり多くいて効率的な訪問看護が出来る体制は需要が高いと思っています。箱物の老人施設も筍のように増えている状況ですが、ハードは自宅があるわけですし、個人的にはソフト(人的リソース)の方が今後もっと重要になると思っているので、注目する事業の一つです。

後は事業の効率化(IT化など)で、「働き方改革」の柔軟な仕事市場の構築、利用者にとっても低価格で利用しやすくなるといいですね。変に医療費逼迫にならないような体制も望みたいです。

ロゴやサービス名は「訪問看護ステーションリカバリー」と分かりやすく、しかし社名は「Recovery International」と何故?International?と首を傾げたくなる部分もありますが(最近はグローバルとついた社名が全然グローバルでなかったり、ジャパンと言ってるけど地方重視だったり・・・)、個人的には中長期的にも応援したくなるIPOですね。

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目論見書に市場環境について載っていますが、まさに私も上記のような成長する需要の高いイメージを持っています。

岡三証券主幹事ということで、やや主幹事に不安という方もいるかも知れません。岡三証券のIPOは評価されるものと評価されないものが極端に分かれることが多いですね。今回は評価されて伸びるタイプであって欲しいです。

なお、2022年からは岡三オンライン証券と岡三証券が統合となります。岡三オンライン証券での口座開設はタイアップキャンペーンでかなりお得ですので、IPO関係なく口座開設おすすめです。

統合後、両方の口座を持っている人の取り扱いは今の所、検討中となっていますが恐らく集約されていくのではないでしょうか?岡三オンライン証券が岡三証券のオンライン取引部門ということになりそうです。IPOの配分が増えることになると嬉しいですね。

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個人的には欲しいIPOで、後は岡三オンライン証券の当選を手にしたいですね。幹事団としては松井証券が入っていて穴場証券も忘れないようにしっかりと申込みましょう。

Recovery International(9214)のIPO新規上場情報

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