おはようございます。

昨日のNY株式市場は続落。コンセンサスを下回った12月小売売上高とJPモルガンの決算を嫌気して寄りから節目の36,000ドルを割り込むと、過去10年間で2番目の低水準に落ち込んだ12月ミシガン大学消費者信頼感指数も足枷に13時台には35,641ドル(−472)まで下落した後、引けにかけては3連休前の売り方のポジション調整により下げ幅を縮小。個別では冴えない小売売上高を背景にホームデポ、Wディズニーが売られた他、JPモルガン、ゴールドマンが指数安を主導。ナスダックは前日の大幅安の反動で堅調に推移。

NYダウ 35,911ドル −201、ナスダック 14,893 +86
米10年債利回り 1.782% +0.079、為替 114.22円/ドル
NY原油 84.26 +2.14、CME225 28,300円

【主な政治・経済イベント】
1/17(月)中国10−12月期GDP、NY休場
1/18(火)米1月NY連銀景気指数、決算:ゴールドマンサックス
1/19(水)米決算:ユナイテッドヘルス、バンカメ
1/20(木)米1月FF連銀景気指数、決算:トラベラーズ、ネットフリックス

big (15)

■ NY株展望 : 持ち合い優位も上下に波乱含み

前週の消費関連指標の落ち込みが上値を抑えつつも、FOMC(1/25,26)の結果を見極めたいとの思惑から派手な売り攻勢は回避される様子見色の強い展開が本線。

ただし、再び1.8%水準まで騰勢を強めてきた米10年債利回り、上下の長ヒゲが散発している不安定なテクニカルなどが波乱余地を示唆しているだけに、米中マクロ指標や米企業決算に起因する乱高下には要注意。想定レンジは35,500〜36,500ドル。

米企業決算シーズンに関しては、「序盤の結果とマーケットの反応が中盤まで引き継がれる」ケースが多いだけに、先陣を切ったJPモルガンが売り材料視された経緯から NYダウへの寄与度の大きいゴールドマン、ユナイテッドヘルスの決算も悪材料視されるシーンに警戒。

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