おはようございます。

昨日のNY株式市場は続落。前日までの3日で1,000ドル近い下落に対する自律反発機運、J&Jやユナイテッドヘルスの好決算を追い風に買いが先行し、9時台に35,567ドル(+179)まで上昇。しかし、引けにかけてはキャタピラー、ボーイングなど景気敏感株やアップル、インテルなどハイテク株への売り直しがネックとなり、一日の安値圏で取引を終了。ナスダックも連日で年初来安値を更新。

NYダウ 35,028ドル −339、ナスダック 14,340 −166
米10年債利回り 1.853% −0.014、為替 114.27円/ドル
NY原油 86.96 +1.53、CME225 27,575円

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□ 本日の展望 : リバウンド優位も不安残し

CME225にサヤ寄せした反発スタート後、引けにかけては戻り売りが上値を抑える27,000円台半ばの持ち合い化が本線。ザラ場中の外部環境(米債券先物、米中株)次第では27,000円付近まで下振れるシーンに警戒。個別全般に関しては、増幅している投げ売りバイアスがネックとなる「日経−アルファ」の継続が予想されます。

★ 本日の戦略 : 余力確保 → 売りすぎ注意!

欧米中銀が金融緩和の縮小方針に転じた以上、昨年12月上旬にお伝えした「日経平均の27,500円付近は下方オーバーシュート」論は通用しにくいと判断。よって、ストレス玉に関しては買値に固執せずにタイミングを分けながらポジション縮小を計る慎重策で臨んでください。

既にストレス玉の処理や余力拡充にメドが立っている方は、安値圏での売りすぎリスクを念頭に一段安局面での不用意な投げ売りは最小限にとどめつつ、的を絞った打診買い → 全体需給の底打ちサインを確認しながら強気度を上げていくイメージで臨んでください。

※ 持ち株内での売却条件と売却手法の分散、バリュー株狙いなら「休むも相場」を選択...なども従来方針を継続。

★ 6674 GSユアサ、日経レバ(1570)なども昨夕の戦略を踏襲。

 (会員サークルより
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では 本日もよろしくお願いします!☆