おはようございます。

昨日のNY株式市場は大幅続落。前日までの4日で1,200ドル強もの下落による自律反発機運の高まり、市場予想を上回った12月FF連銀景況観指数、ダウ構成銘柄のトラベラーズの好決算などを背景に、11時ごろには35,490ドル(+461)まで上昇。しかし、根強い金利先高感がネックとなって15時台半ばに前日比マイナス圏まで下落すると、引けにかけては急速に下げ幅を拡大。週間新規失業保険申請者件数(28.6万人、市場予想22万人)、12月中古住宅販売(618万件、市場予想644万件)などの冴えない経済指標も重石に。

NYダウ 34,715ドル −313、ナスダック 14,154 −186
米10年債利回り 1.820% −0.009、為替 114.19円/ドル
NY原油 86.90 −0.06、CME225 27,500円

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□ 本日の展望 : 弱気優位

前日のNYダウの「ザラ場高値から800ドル近い下落」を嫌気した軟調スタート後、引けにかけても実需筋の様子見、リスク回避ムードがネックとなる不安定な推移へ。想定レンジは27,200〜27,700円。

★ 本日の戦略 : 思考停止を避けながらの守備的布陣!

底打ち判断の基準としている「安値から3日程度の騰勢継続」は2日目の本日に早くも暗雲。来週のFOMC(1/25,26)に絡めた日米株の下値模索リスクも考慮すれば、本日もストレス玉の縮小による余力拡充と手仕舞い条件の徹底を優先。

それらにメドが立っている方は、価格帯のみならずタイミング分散を意識した持ち株の買い増し、新規銘柄への派生をご検討ください。※ 様子見対応を決断されている場合も思考停止を回避するイメージで、少数かつ成立しにくい価格水準での指値注文を打つのがおススメ。


【ウォッチ銘柄】
△ 2345 クシム
光通信(9435)の保有株は5%を超過。

△ 1570 日経レバ
マザーズ指数ETFの手仕舞い方針も踏まえ、目先の地合いの一段の悪化に際しても突っ込み買い候補最右翼として対応。14,300円割れでの買い増し後は13,800円割れをターゲットプライスに。※ 目標価格帯は安値から1,000〜1,500円高 ≒ 15,000〜15,500円。

☆ 本日からの新スポット銘柄
政策関連としての更なる業績良化ムード、地合い不問の好トレンドに加えて、上記「仕込みタイミングの分散」も意識した取り組み。市場マインドの冷え込みを利用すべく、欲張った指値で丹念に拾ってください!

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『 チャンスは無理に掴もうとせず、優しく触れる!』

では 本日もよろしくお願いします!☆