【勘流雑感】
昨日の日本株はショートカバーが膨らみ27,800円台まで上昇したが、米株はリバウンド一巡後に強烈な売り直しに遭遇し、34,700ドル近辺で取引を終え、シカゴNikkei225も27,500円まで下落。NY引け後にネットフリックスが決算を嫌気されて急落している流れからも、本日は27,300−27,700円圏内での軟調な推移が目される。来週水曜のFOMCの結果を確認したいとの思惑により売り派が派手に動く可能性は低いとみるが、買い派のガードの脆さを鑑みれば27,000円近辺まで一気に下値を探る展開にも注意されたい。
さすれば、昨日27,200円近辺まで下落した後の27,800円超えにより勝利した先物に関しては、本日も27,500円以下を27,000円近辺まで買い向かった即転狙いに処す。(買い下がりゾーンの広さから利幅は大きく期待できぬが、個別が難解な以上 利入れ感覚を忘れないための取り組みとして挑まれたい。)
その個別に関しては、前日に買った層が翌日に売ってくる負のスパイラルが継続しているゆえ、現金ポジションを多めに残しながら潜在能力の高いものにサラリを種を蒔くスタイルを続行。
【勘流銘柄】
□ 9885 シャルレ
会員サロンでは週初からの提唱。昨年10月末の上方修正後の連騰から2ヶ月超の調整を経て、、、、、、、、、、動きがみられる。昨年11月以降の「売られすぎ成長株」への取り組みが機能不全に陥っている流れを鑑みれば、PBR0.5倍台の割安さ、提灯筋がつきやすい東証2部低位株などの特殊事情を攻めてみたい。
(その他)
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昨日のサイエンスアーツ<4412>、GEI<9212>などIPO関連とともに即回転狙いで注目。
・ 3436 SUMCO、6787 メイコー
日米株の底打ち転機としては来週のFOMCと米ハイテク株の決算が山場となる。日経先物を手掛けていない場合には、この辺の下落過程をパラパラと。