日経平均はザラ場で¥420の上昇、そしてプラス引け。日経平均のチャートは3日続けて陽線でいかいも底打ち反発と言わんばかりの形。日本市場での個人投資家の投資行動は、昨年同様に押したら逆張りしてホールドと言うパターンで、実際この下げ相場でも個人は信用で買い向かってることが投資主体別をみると分る。去年まではこの方法は九分九厘勝てたよね。

だから今回も勝てるかもしれないし、それは現時点ではわからないこと。

けれども、一般的にそうした投資行動が非常に上手くいくときは、上昇トレンドの場合と言われてて、確かに下落トレンドでは非常に怖いし、抜ける鞘も少ないからハイリスク・ローリターンだよね。もちろん買いの場合だけど。

今日もだいぶ逆張りで入った人も多かったんじゃないかと思うし、特にやられ続けたマザーズ系の小型グロースは、相対的には良く買われた方だよね。


現時点ではそれが上手くいって勝てるとは限らないものの、投資手法としてはもちろんアリだとは思うけれど、少なくとも俺にはそういう勇気はなかったな。今日は戻りを想定して大分主力を買ったけれど、大引けでほぼ手仕舞いした。ちょっと長いスパンで見てみようと思ってるINPEX以外はみんな手仕舞い。

あとは需給を考えながらゆっくりと今夜の相場を見てみるつもり。

多分・・・個人的な意見だけど・・・この相場は良く戻っても明日までと思うしV字回復は不可能だろう。下落でやられた分を戻りで取り返す、というのは難しいかも。理由は買い手がいないと思うから。

それに、米国の大口は、多分この辺りでは絶対に買わないし、買える位置を待っていると思う。大口ロングが買うとしたら、相当の期間と値幅を想定するはずなので、日経平均¥27,000ではあまり買いたくないだろう。

というわけで、個人的には¥24,000くらいを待ってるような、そんな気がするんだよ。あり得ない、なんて言われるだろうけど、ロングというのはそういうものだろう?
でも場合によっては、この押し目から4月くらいまでは、上昇する可能性もかなりある。FRBが現在の市場予想通りの利上げをするなら、という前提だけどね。

せいぜい、今の時点ではその程度しか予測できないねぇ・・・。

どの道厳しい相場に違いないはずだから・・・。