本日の日経平均は大幅続落。前日のNYダウはザラ場中に前日比1,100ドル強まで下落した後、99ドル高で引けていたものの、急落要因となったFRBの金融正常化やウクライナ情勢への警戒感から売りが先行。ザラ場中のNY株先物が軟勢を強めたことも逆風となって、14時過ぎに26,890円(−697)まで下値を切り下げると、引けにかけての戻りも限定的に。

東証主力株は概ね軟調。8035 東京エレク、9984 ソフトバンク、6098 リクルート、6857 アドバンテストなどが売られた他、4755 楽天、91407 川崎汽船、9104 商船三井、91401 日本郵船、4062 イビデンなどが前日比5%超下落。中小型株は連鎖的投げ売りが加速。

日経平均 27,131円 −457、Topix 1,896 −33
225先物(3月限)27,060円、為替 113.77円/ドル
NYダウ先物 33,982ドル −271

big (9)

【ウォッチ銘柄】
△▼ 3204 トーア紡
21年12月期経常益予想を3億円から4.1億円に上方修正。売り買い双方でケア。吹き値待ちの空売り重視。

△ 1570 日経レバ
本日13,800円割れでの買い増し後、明日以降は13,000円割れのような買いにくいところに買い指値を置きながら、反発時は14,200円付近をメドに一部利確へ。本日13,585円までの下落により、目標価格帯は14,600〜15,100円に修正。

■ 後記 : 4%を超えた20日線との乖離率をはじめ、騰落レシオ(10日)の75%割れ、日経PERの13倍台前半までの軟化などが、「目先の27,000円以下は下方オーバーシュート」を示唆。短期的には下値が見えにくい環境ながら、お伝えした経緯からウクライナ情勢が悪材料視される期間は数日間に留まり、FOMCに関しても直近の株価暴落が配慮される可能性が高いとみているだけに、マーケットに背中を向けるべき頃合いではありません。
見方を変えれば・・・、直近の☆★新規買い対象の極端な絞り込みにより買いそびれリスクも懸念されていただけに、本日の27,000円割れは今後の逆襲プランにとって必要悪。

よって、明日はFOMC後の下押しリスクに備えて5割±アルファの余力維持を優先しつつ、一段安局面では日経レバ(1570)を中心とする継続予定銘柄の突っ込み買い、リバウンド局面ではストレス玉の縮小による体制の建て直しを計るスタンスで臨んでください。※ 今晩のNYタイムの日経先物が上ヒゲ陰線を回避するなら、明日にも☆★新銘柄をご提案させていただく予定です。

『難局こそ奇を衒わない正攻法で堂々と!』

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では 本日もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらも是非!☆