トリプルアイズ(5026)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(1月26日)はまたもや1社のみのIPO新規上場承認発表で重複上場でもありません。これで3月は3社目となります。この1社づつというペースで月末まで行ってくれると助かりますけど^^;

IPO新規上場承認発表1社2022.1.26

トリプルアイズ(5026)の上場日は2022年3月4日(金)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場ですが、IPO主幹事はIPO愛好家人気の最も低いと思われるいちよし証券となっております。ガッカリですね。

トリプルアイズ(5026)のIPO(新規上場)情報

設立:2008年9月3日
業種:情報・通信業
事業の内容:システムインテグレーションおよび独自開発のAIプラットフォームの提供

トリプルアイズ(5026)IPO上場承認

上場市場東証マザーズ
コード5026
名称トリプルアイズ
公募株数347,500株
売出し株数134,500株
オーバーアロットメント72,300株
IPO主幹事証券いちよし証券
IPO引受幹事証券野村證券前受け金不要
みずほ証券
SMBC日興証券
SBI証券
岡三証券
極東証券
東海東京証券
東洋証券
松井証券前受け金不要
マネックス証券100%完全抽選
丸三証券
楽天証券100%完全抽選
岡三オンライン証券委託幹事
IPO発表日1月26日(水)
上場日3月4日(金)
仮条件決定日2月10日(木)
ブック・ビルディング期間2月15日(火)~2月21日(月)
公開価格決定日2月22日(火)
IPO申し込み期間2月24日(木)~3月1日(火)
時価総額118.9億円
吸収金額9.9億円
想定価格1,800円(180,000円必要)

以下の通り東証の新規上場会社概要書には今年(2022年)4月4日の市場再編でこのトリプルアイズ(5026)はグロース市場に上場となる予定となっております。

トリプルアイズ(5026)IPOグロース市場

そしてこのトリプルアイズ(5026)のIPO幹事団(シンジケート)は二桁(13社)ともはや最近は当たり前になっている無駄に多いパターンです。証券会社も我々IPO愛好家同様にIPOの獲得に必死ですね。

さらにこのトリプルアイズ(5026)のIPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券が入っているため、グループ会社となる岡三オンライン証券IPO委託幹事(裏幹事)となる可能性が高いことから、最終的には14社となりそうです。

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トリプルアイズ(5026)のIPO(新規上場)事業内容等

トリプルアイズ(5026)はグループ社で、株式会社トリプルアイズ及び連結子会社(株式会社シンプルプラン及び株式会社所司一門将棋センター)の計3社で構成されており、AIソリューション事業を主な事業として取り組んでおります。

セグメントは「AIソリューション事業」及び「研修事業」ですが、主たる部門別となっており、AIソリューション事業はAI技術を用いたシステム開発を含むシステムインテグレーションビジネス「SI部門」とストック型AIプラットフォームビジネス「AIZE部門」から構成されております。

トリプルアイズ(5026)IPO事業内容

SI部門

SI部門においては、LAMP技術、OSS開発技術をベースとした基幹システム・決済システムといったシステム開発を中心に、金融、流通、不動産、 サービス、医療等の様々な業界において実績があり、大手SIerからの一次請けやエンドユーザーからの直接取引によるシステム開発が主となる案件となっています。
トリプルアイズ(5026)IPO SI部門

AIZE部門

AIZE部門においては、独自に開発したAIエンジンによるサービスを展開しており、AIエンジンは画像認識を中心とし、その中でも顔認証のサービスをもっとも充実させています。画像認識にとどまらず言語処理、需要予測などに活用されており、他社のデバイスへの組み込みなども可能です。
トリプルアイズ(5026)IPO AIZE部門

上記以外でも全国の様々な企業へ人材育成のためのセミナー研修業務を提供する「研修事業」や将棋道場及び将棋教室の運営を行う「その他事業」を行っております。

トリプルアイズ(5026)IPO研修事業


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

【手取金の使途】
手取概算額563,460千円及び第三者割当増資の手取概算額上限119,240千円を合わせた手取概算額合計上限682,700千円については、①事業開発等技術への投資として334,413千円、②新卒者・中途採用者採用や先端テクノロジー教育等人材への投資として348,286千円、を充当する予定であります。
なお、上記調達資金は、具体的な充当時期までは安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(トリプルアイズのIPO目論見書より一部抜粋)

トリプルアイズ(5026)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

トリプルアイズ(5026)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,840円としてオーバーアロットメント含め9.9億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて4,820枚と少なめです。

上述の通りトリプルアイズ(5026)の事業内容はシステムインテグレーションおよび独自開発のAIプラットフォームの提供ということで、AI(人工知能)関連となることからIPO市場では鉄板で人気化する業態となります。

トリプルアイズ(5026)が独自に開発したAIエンジン「AIZE(アイズ)」は囲碁AI世界2位の技術から生まれた画像認識プラットフォームで、画像解析に特化したAIエンジンとなり、見る対象ごとに適したAIで分析し、より正確なデータを取得することが可能、店舗運営の改善や好適化が可能な画像認識プラットフォームです。まさに時流に乗ったAIエンジンとなります。

トリプルアイズ(5026)IPO AIZE(アイズ)

トリプルアイズ(5026)の株主の中にベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株が2社870,000株あり、今回のIPO新規上場)に際する売り出しでの放出はありません。上場後に市場で売却してくる可能性が高いため要警戒となりそうです。90日間のロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍となれば解除され売却可能となります。

売上は順調に伸びており、収益も前期でしっかり黒字化しており、まだまだ拡大が見込まれる内容です。AI(人工知能)という業態テーマ性も十分あり、公開規模もIPO想定価格(1,840円)で9.9億円と小型サイズとなることから、普通で考えれば需給ひっ迫で初値高騰となってもおかしくない案件です。

ただ、IPO界は変革の時を迎えており、公募割れや初値飛ばず、初値形成後急落など、期待外れな案件が多数出て来ており地合いは良いとは言えません。そこに加えて公正取引委員会が公開価格の値決めが独占禁止法に違反する恐れがあるなどと「わけのわからない見解」を示していることからより一層厳しい環境に追い込まれるかもしれません。

とはいえ、いつものAI名ゼリフ(?)「腐ってもAI」「みんな大好きAI」を持ち出せば初値高騰となる可能性は十分あり得ます。もちろん初値評価はA級評価で問題無いと考えています。

よって管理人の個人的なこのトリプルアイズ(5026)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。もう変えようのない事実なので仕方ありませんが、IPO主幹事がいちよし証券という点が残念でなりませんね。IPO幹事団(シンジケート)も13社~14社と無駄に多いことからIPO株数が分散されるため、平幹事各社でのIPO当選も争奪戦となりそうです。

トリプルアイズ(5026)のIPO(新規上場)業績等

トリプルアイズ(5026)のIPO経営指標
トリプルアイズ(5026)IPO経営指標

トリプルアイズ(5026)のIPO売上高及び経常損益
トリプルアイズ(5026)IPO売上高及び経常損益

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