本日の日経平均は小幅に続伸。直近の原油価格の騰勢一服感によるインフレ懸念の軽減、3月SQ値(25,457円)を意識した先物での買い戻しなどが25,200円付近の底堅さを演出した一方、25,400円台ではウクライナを巡る不確実性、FOMCの結果を見極めたいとの思惑が足かせに。11時発表の中国マクロ指標は2月鉱工業生産、小売売上高ともにコンセンサスを上回り、潜在的な下支え要因として機能。

東証主力株はハイテク、自動車、金融などを中心に買い優勢。素材・エネルギー関連は軟調に推移。中小型株は 4412 サイエンスアーツ、4270 Beex、3936 グローバルウェイ、7133 HYUGA、3856 Abalance、6966 三井ハイテック、7033 マネジメントソリューションズ、6630 ヤーマン、7599 IDOM、5074 テス、3962 チェンジなどに短期資金が流入。

日経平均 25,346円 +38、Topix 1,826 +14
225先物(6月限)25,130円、為替 118.29円/ドル
NYダウ先物 32,931ドル −14

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 3926 オープンドア、6191 エアトリ
政府のGo To トラベル再開機運を囃して急騰。短期マネーゲーム化も見込まれるため、割り切り対象で継続注視。☆ 今日からの新スポット銘柄とは同一セクターとして資金配分や売買戦略を区別するのがおススメ。

△ 9625 セレスポ
22年3月期経常益予想を22.5億円から58.3億円に上方修正。パーク24(4666)、ブラス(2424)、キャリアデザイン(2410)、サン電子(6736)などとともに割り切り対象でケア。

△ 6378 木村化工機
830円超え後に再戦中の方は、850円付近までの押し目買いスイング狙いで継続注視。エネルギー関連が売られた中での本日の騰勢は、むしろマネーゲーム化リスクを懸念させるため、ここからの新規買いは見送りが賢明。

△ 1570 日経レバ
先週木曜12,200円台を中心とする一部売却 → 週末11,700円付近での買い直し後、明日も11,300円割れがあれば小口買い増し、12,●00円台では直近買い増し分+アルファの売却へ。

☆ 9308 乾汽船
昨日以降、自動車を中心とする外需系の持ち直しと素材エネルギー関連の調整が顕著となっていますが、今回のロシアの愚策により自由主義経済圏と独裁主義経済圏の二分化加速 → 世界全体の公益環境の悪化 & 素材エネルギー市場の騰勢継続は不可避と判断しています。すなわち、昨日からの物色動向に持続可能性は乏しい ≒ ポジションの一部では素材エネルギー関連を丹念に買い下がるスタンスが有効となりそうです。

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では 本日もお疲れさまでした。


お帰り前にこちらも是非!☆