インフォメティス(5030)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,150円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

インフォメティス(5030)の上場日とIPO申込期間

インフォメティス(5030)の上場日は2022年4月25日(月)単独上場、上場市場は東証グロース市場(市場再編後の新興市場)への上場で、IPO主幹事は可もなく不可もなくのみずほ証券となっております。

このインフォメティス(5030)のIPO申し込み期間は4月8日(金)~4月14日(木)となっており、他複数社のIPO案件との申し込み期間被りがあるため、申し込みを考えられている方は資金割り振りにご注意下さい。

インフォメティス(5030)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

インフォメティス(5030)のIPO(新規上場)初値予想

インフォメティス(5030)のIPO想定価格は1,150円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと、公募割れの可能性も視野に入った弱めE級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想は海外投資家への販売分が未定ということで弱めD級評価に設定させて頂いております。

このインフォメティス(5030)のIPO仮条件は明後日4月6日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

インフォメティス(5030)の事業内容

インフォメティス(5030)の事業内容はエナジー・インフォマティクス事業(独自の電力センサーの開発・販売、データマイニング、エネルギーデータ等を利活用するための独自IoTデータプラットフォーム及びアプリケーションの提供並びにエネルギーデータ等を利活用した新サービスの創出)で、ソニーグループ(6758)から事業の一部を切り出したエネルギー最適化のソリューション企業となります。

このインフォメティス(5030)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

インフォメティス(5030)のブルベア要素とIPO参加スタンス

インフォメティス(5030)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,150円)で49.4億円と規模的に東証グロース市場(市場再編後の新興市場)への上場としては中型サイズとなりますが、今の環境ではかなり荷もたれ感のある水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて37,354枚と多めにありますが海外投資家への販売もあります。それでも当選確度は比較的高そうな気がします。

そして今回もこのインフォメティス(5030)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がAI(人工知能)とエネルギーを掛け合わせたエコシステムの支援ITベンチャーと、IPO界ではドストライクの業態となり、原油価格の上昇によるエネルギー価格高騰の煽りを受け、省エネニーズも高まっています。セクターは人気の情報・通信業で海外投資家への販売もあるグロース株(成長株)という位置付けとなります。ブル要素(ポジティブ材料)だけを見ると人気化必至となりそうな雰囲気満載ですね。

ただ当然ながら厳しいベア要素(ネガティブ材料)もあります。IPO想定価格(1,150円)ベースで49.4億円と東証グロース市場(市場再編後の新興市場)への上場としては荷もたれ感のあるサイズ、業績は赤字続きで売り出し株の放出人はすべてベンチャーキャピタルとなることから出口(イグジット)色が強いこと。これだけでも今の市況では十分過ぎるベア要素(ネガティブ材料)と言えます。

さらに海外投資家への販売のある中規模サイズの赤字ベンチャーは3月18日上場予定だったRepertoire Genesis(9217)、3月30日上場予定だったAnyMind Group(5027)と立て続けに上場中止(延期)に追い込まれています。この2社のIPO主幹事は偶然にも今回のインフォメティス(5030)と同じみずほ証券でした。このあたりの因果関係があるのかどうかはわかりませんが、今の厳しい環境が続いていれば今回もまた上場中止(延期)となる可能性もありそうです。

最終的には海外配分次第と言いたいところですが、上述の通り今の環境でこの内容は厳しいスタートとなることが予想されるため、管理人の個人的なこのインフォメティス(5030)のIPO参加スタンスはよほどの地合い好転が無い限りは当初の予定通りスルーとなりそうです。

インフォメティス(5030)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのインフォメティス(5030)のIPO株(公募株及び売り出し株)37,354枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。海外投資家への販売分は考慮しておりません。

証券会社IPO株配分数配分割合
みずほ証券(主幹事33,712枚90.25%
SBI証券1,495枚4.0%
楽天証券100%完全抽選1,495枚4.0%
東海東京証券187枚0.5%
いちよし証券93枚0.25%
岩井コスモ証券93枚0.25%
東洋証券93枚0.25%
松井証券前受け金不要93枚0.25%
マネックス証券100%完全抽選93枚0.25%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が5,603枚あります。

銘柄的に微妙案件かもしれませんが、もし積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事で割り当て数90%を占めるみずほ証券はもちろん見逃せません。

さらに今回は元々のIPO株数が多くあることから2番手3番手幹事のSBI証券楽天証券も比較的多くの割り当て数があり、抽選比率も高い(楽天証券は100%完全抽選)ことから、申し込めばそれなりに当選のチャンスがありそうです。

ただし銘柄的には微妙な案件となりそうなので、申し込む際は十分に検討した方が良いかと思います。

インフォメティス(5030)のIPO仮条件決定

インフォメティス(5030)のIPO仮条件が決まり次第ココに追記致します。

インフォメティス(5030)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

インフォメティス(5030)の第二弾初値予想の情報が入り次第ココに追記します。

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