政策金利の発表ぞくぞく!ニュージーランドドル(NZD)とカナダドル(CAD)の特徴
最終更新日: 2022-4-13
こんにちは!色々調べ物などをしていて寝不足のメイです。笑
いや~あっという間に126円台のドル円ですね!盛り上がってまいりました!
さて、今回のブログはドル円ではなく、政策金利が発表されたばかりのニュージーランドドルと、本日に発表が予定されているカナダドルをピックアップ!
アメリカ消費者物価指数(CPI)の結果やいかに?
まず、昨日のアメリカ消費者物価指数(CPI)のおさらいをしておきましょう!
※ドル円125円到達!今後はさらなる円安水準へ?アメリカCPIに注目(4月12日のブログより)
市場予想は前年8.4%増でしたが、結果は8.5%増でした。
インフレが市場予想よりも加速してさらに円安に向かいそうな雰囲気ですが、
変動が激しいエネルギーや生鮮食品を除く、コア指数は0.3%増と市場予想の0.5%増を下回りました。
そのため、過度なインフレ懸念は後退したと考えられ、ドル円は一時124円70銭台まで円高が進みました。
ただ、FRBの基本的な金融引き締めスタンスや、日銀の緩和スタンスが変わることはないため、 その後はじりじりと円安に戻り、4月12日の23時頃には125円台に再度到達。その後も少しずつ円安に引きずられて4月13日の15時過ぎには126円台に…!
ニュージーランドドルの特徴と政策金利の発表
今回は、政策金利の発表があるニュージーランドドルと、カナダドルについての紹介です!
ニュージーランドドルは、ニュージーランドの国鳥にちなんで「キーウィ」と呼ぶ人も(なんだかかわいいですよね)。
ニュージーランドドルは、トルコリラやメキシコペソほどではありませんが、高金利通貨として有名な通貨。 オーストラリアドルやアメリカドルの影響を大きく受けるという特徴があります。
オーストラリアのすぐそばに位置している国ですが、ニュージーランドはオーストラリアのように原油や鉱物などの資源はなく、酪農が主な産業です。 そのため、原油価格や金価格よりも農作物の価格の影響を受けやすいという特徴もあります!
政策金利の発表でニュージーランドドルに動き
4月13日の11:00にニュージーランド準備銀行(RBNZ)の政策金利の発表がありました。 予想を上回る0.5%の利上げとなり一時急激な円安に向かいましたが、長続きはしなかったようです。
以下は5分足のNZD/JPYのチャートで、高値圏に向かった後、暴落したように見えますが、 日足でみると高値圏でもみ合っているのでさほどのインパクトがあったわけではありません。
ただ、ニュージーランドドルは値動きが激しいので、取引をする際には注意が必要です…!
NZD/JPY(5分足)
NZD/JPY(日足)
カナダドルの特徴と政策金利の発表
4月13日の23時にはカナダドルの政策金利発表があります! カナダドルの特徴は、アメリカの隣国なのでアメリカの経済や金融政策の影響を強く受けやすい点です。
また、カナダは原油や鉱物などが豊富な資源国通貨なので、原油価格が上昇すればカナダドルは上昇、 原油価格が下落すればカナダドルも減少するなど、資源価格の影響を大きく受けるという特徴もあります。
今回のカナダドルの政策金利の市場予想は0.5%の利上げ。
すでにカナダドルもかなりの円安カナダドル高水準となっていますが、 ロシアのウクライナ侵攻の影響で資源国通貨値動きが激しくなる可能性が高いので、注視しておきたい通貨の1つですね(´・ω・`)