本日の日経平均は続伸。前日に続き目立った好材料がないどころか、コンセンサスを上回った米3月生産者物価(PPI)の伸び、JPモルガンの決算悪などが売り材料視されても不思議ではない環境の中、短期的に過熱感が強まっていた「債券売り(金利上昇)・株式売り」の巻き戻しが継続。寄り付き早々に27,100円台に乗せると、引けにかけても同水準で堅調に推移。

東証主力株は非鉄・海運・エネルギーセクターを中心にほぼ全面高。中小型株は 5726 大阪チタニウム、1518 三井松島、2157 コシダカ、5727 東邦チタニウム、2685 アダストリア、2395 新日本科学、7014 名村造船、6578 エヌリンクス、9219 ギックス、5028 セカンドサイト、5029 サークリスなどに短期資金が流入。全般的には日経高に比べて冴えなく推移。

日経平均 27172円 +328、Topix 1,908 +17
225先物(12月限)27,190円、為替 125.30円/ドル
NYダウ先物 34,529ドル +47

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 7808 CSランバー
22年5月期経常益予想を33億円から40億円に上方修正。関通(9326)、ブランディングエンジ(7352)、サインポスト(3996)、佐鳥電機(7420)、ベクトル(6058)などとともに割り切り対象でケア。

☆ 3900 クラウドワークス
昨日1,300円台後半での部分利確直後の下押しは買い直しのための必要悪。マザーズ指数なりの不安定さには手仕舞い条件の徹底で対応しながら、明日の押しも1,2●0円付近までを丹念に買い直していきたいところ。

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■ 後記 : 日経平均のテクニカルは終値10日線超えにより下振れリスクが軽減されているため、日経連動タイプや東証主力銘柄に関しては過度の警戒もリスキーとなりますが、米長期金利の高止まりや原油市況の復調ムードなどを踏まえれば、足元の上昇相場の賞味期限は残り少ないとみるのがスマート。

中小型株全般でも本日の日経高への感応度の鈍さが「日経−アルファ」の需給環境継続を示唆しているだけに、明日は3割+アルファの余力確保に加えて、ストレス玉のポジション縮小を優先する構えで臨んでください。

    (会員サークルより 
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では 本日もお疲れ様でした。

お帰り前にこちらも是非!☆