おはようございます。

昨日のNY株式市場は小幅に続落。決め手不足の中でリバウンド優位で寄り付くと、34,300ドル付近では売り方の買い戻しが下支えとなった一方、34,600ドル付近では長期金利の騰勢や冴えない中国マクロ指標に加えて、世界銀行総裁による2022年の世界経済の実質成長率見通しの下方修正(4.1% → 3.2%)示唆が重石に。

ナスダックも続落。エヌビディア、TI、AMATなど半導体セクターが買われたものの、全般的には金利上昇に足を引っ張られる展開。

NYダウ 34,411ドル −39、ナスダック 13,323 −18
米10年債利回り 2.856% +0.049、為替 126.99円/ドル
NY原油 108.21 +1.26、日経先物 26,920円 +170

big (12)

□ 本日の展望 : 模様眺め ± 先物需給

昨日の先物での仕掛け売り主導の下落に対するリバウンド優位でスタートした後、引けにかけては26,800〜27,100円をコアレンジとする持ち合い商状への移行が本線。昨日の低調な商い(プライム市場の売買代金2兆円割れ、出来高8.3億株台)が示すように実需筋の様子見姿勢が強まっているだけに、再び先物主導で下振れるシーンに要注意。

★ 本日の戦略 : 続・慎重策にて「打たれ弱さ」に警戒!

不安残しの日米株価指数のテクニカル、昨日の中小型株における横並びの下落が示した「打たれ弱さ≒日経安への感応度の高さ」などを踏まえれば、フルポジションでの買い、弱テクニカル銘柄のホールドなどの強引な勝負は避けたいところ。

よって、本日も4/7からの慎重度アップ方針を継続すべく、3割+アルファの余力維持、持ち株内での手仕舞い条件を分散したリスク管理を優先。その上で、継続予定銘柄に関しては買いレンジ内を毅然と対応。

★☆新規買い対象2銘柄も昨夕の戦略を踏襲。本日からは、好業績 & セクター全般の需給陽転気配に加えて、GW前後の決算シーズンを客観視するための「決算発表済み銘柄への派生」などを目的に☆ 新スポット銘柄の仕込みを開始!

【ウォッチ銘柄】
△ 5724 アサカ理研
GS氏注力中。貴金属市況の騰勢に順じたスイング狙いで注目。アサヒHD(5857)も同様。

    (会員サークルより >>Sラボ参加案内

『セオリー=経験×反省』

では 本日もよろしくお願いします。