おはようございます。

昨日のNY株式市場は続落。直近3日で1,800ドル強もの下落の反動により寄り付き早々に32,752ドル(+506)まで上昇したものの、根強いFRBの金融引き締めペースの加速思惑、中国経済への警戒感などがネックとなり10時台には前日比マイナス圏に突入。引けにかけては32,000ドル台前半での荒い値動きに。ナスダックは反発。10年債利回りの3.0%水準までの軟化がハイテク株の買い戻しを牽引。

NYダウ 32,160ドル −85、ナスダック 11,737 +114
米10年債利回り 2.990% −0.088、為替 130.43円/ドル
NY原油 99.76 −3.33、日経先物 26,070円 −200

big (13)

□ 本日の展望 : 米消費者物価前の模様眺め

NY株の下げ止まり感の乏しさ、今晩の米消費者物価に起因する一段安リスクを警戒した25,800〜26,300円レンジの持ち合いが本線。
外部環境や先物次第では25,000円台半ばまで下値を試す展開に要注意。10:30発表の中国4月物価動向、13:25発表のトヨタ(7203)の決算なりのブレもケア。

<< 主な決算 >> 
7203 トヨタ、1605 INPEX、3926 オープンドア、4452 花王、4680 ラウンドワン、5301 東海カーボン、5706 三井金属、7733 オリンパス、7911 凸版印刷、4053 サンアスタリスク、3626 TIS、6762 TDK

★ 本日の戦略 : 攻守両面で一段安をケア!

現状を日経平均の底値形成期 ≒ 勝負どころ(1)と捉えた日経連動タイプ + 好トレンド東証主力株の仕込みスタンスを継続。ストレス玉や決算目前銘柄はポジション縮小を計りつつ、26,000円以下での不用意な投げ売りも避ける方針で。

中小型株に関しては、来週前半までの好決算銘柄への局所物色 & それ以外のもたつきを念頭に、極端に的を絞った脱力トレードで対応。

★☆Sラボ新規買い対象2銘柄、日経レバ(1570)も昨夕の戦略を踏襲。

【ウォッチ銘柄】

△ 7615 YU−WA
発行数の5.74%の自社株買いを発表。昨夕触れた極東貿易(8093)などとともに割り切り対処でケア。オプテックス(6914)、東邦チタニウム(5727)、日本通信(9424)も同様。

    (会員サークルより >>Sラボ参加案内

では 本日もよろしくお願いします。