【勘流雑感】
 テスラのイーロン・マスクCEOは、ツイッター買収後にトランプ前大統領のツイッター復帰を容認する姿勢を示した。「私はマイノリティの見方です」というポジションで自己満足な商売を展開する左派系議員や企業にとっては戦々恐々。日本でも朝日・毎日・東京などの新聞各社や立憲共産党系政治屋が思想警察を気取って言葉狩りを続け、社会全体の不寛容さを高めているが、トランプ復活は歴史を知り、文化を尊ぶマジョリティにとって居心地の悪さが緩和されよう。国民が政治に期待すべきは「機会の平等」であって結果の平等ではない。

 さて、昨日の米株はほぼ寄り付き天井にて続落。ナイトセッションの日経先物も26,300円台まで持ち直した後に26,060円で取引を終えた。市場の関心は今晩の米4月CPIの内容とマーケットの反応に映っているゆえ、本日は26,000円を挟んで売り買いが交錯するといったところか。その米CPIに関してはインフレ速度の鈍化が示され、株価のフォローになるとみているが、占いの領域を出ず。

 さすれば、本日もファンダメンタルズ考察に時間をかける事なく、弱気相場に抗わないレッセフェール戦術を続行するが妥当。昨日25,900−26,300円レンジ内の逆張り張りスタイルにて買いと売りの双方で利入れチャンスがあった先物に関しては、本日は25,900円割れがあれば少額勝負にてデイトレに処し、21:30に予定されている米CPI発表直後の乱高下には順張りスタイルで即回転に挑むが面白そうだ。個別銘柄については、前日に好決算を発表した銘柄のみが買われる相場展開が来週前半まで続くことを考慮し、流れ悪き銘柄は悩みすぎずに現金化を図りながら、チャートを維持している銘柄を耽々と買い乗せる構えで。

【勘流銘柄】
□ 7732 トプコン
メンバーサロンでは月初からの提唱。3月の上方修正が示すように建設現場でのIT活用(アイコンストラクション)は需要伸長が著しい。木曜(5/12)の決算を意識しながら、本日も押さば強気に処す。

(その他)
8093 極東貿易、7615 YU−WA、9302 三井倉庫
昨日の決算関連ではこの辺を買い一服後のショート狙いで注目。

何かしら参考になっておれば
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