イギリス1-3月GDPの発表が間近!経済状況やポンドの基礎知識を解説
最終更新日: 2022-5-11
こんにちは!
最近寝る前のYouTubeから抜け出せなくて困ってます。大食いYouTuberとか、自分がそんなに多く食べる方じゃないから「すごいな~」ってただひたすら観ちゃう。笑
美味しそうに食べるから夜遅くにお腹も空いちゃうし、気づけば永遠と観ちゃってるのどうにかしたいな…笑
そんな雑談はさておき!明日(5/12)はイギリスのGDP発表の日ですね。これまでのブログではイギリスポンドにはあまり触れてこなかったので、今回はポンドの特徴など含めて解説します!
イギリス1-3月GDPが発表へ!政策金利や経済の状況とは
5月12日の15:00頃に、イギリスの1-3期四半期国内総生産(GDP)が発表されます!
イギリス経済は、新型コロナウィルスの影響から経済の停滞から比較的早く抜け出している点や急速なインフレに悩まされており、 経済の減速懸念が囁かれている点など、アメリカと同様、世界に先行して動く特徴があります。
イギリスの中央銀行であるイングランド銀行(Bank of England=BOE)は、今年に入って3度の政策金利引き上げを実施。 実は、イギリスはアメリカを上回るペースで利上げを実施していたのです…!
一方、日本の政策金利は変わらないので、アメリカ同様、日英間にも金利差が生まれて英国債10物利回りは上昇。 ポンド円も円安に向かう動きが続いています。
直近3ヶ月前後のポンド円の値動き
以下は、2022年2月前後~2022年5月11日午前中時点でのポンド円の為替レートの値動きです!
ポンド円の動き(8時間足)
4月20日あたりまでは円安が続いていたんですけど、4月22日に発表された「英3月度小売業売上高(自動車除く)」で、 前年比▲0.6%(前月は4.7%)という結果となり、イギリスの景気減速懸念が意識されるようになりました。
一時大きく円高に向かい、現在は161円~162円あたりを上下しているという展開が続いています。
イギリス通貨ポンドの特徴やGDPで注目したいポイント
FXでは、ユーロ/米ドル、米ドル/円に次いで、英ポンド/米ドルは取引量の多い通貨です!
ポンドは、経済圏が近いことからユーロと近い値動きをすることがあります。そして、イギリスは北海油田を保有しているので、比較的原油価格の影響を受けやすいなどといった特徴もあります。
イギリスの通貨なので東京時間はあまり価格の値動きは大きくなく、 ロンドン市場が取引している時間帯(夏:日本時間16:00~深夜0時、冬:日本時間17:00~深夜1:00)に値動きが活発になります!
ただ、取引量が多いといっても流通量は米ドルやユーロ、円に比べると劣ります。 値動きが荒く「暴れ馬」とも言われているため、比較的リスク許容度の高いFX上級者向けの通貨であるという点には注意が必要ですね。
ポンドの取引にも興味がある、または取引をこれから考えたいという方は、今回紹介した直近のポンドの動向をふまえつつ、 5月12日の発表で景気減速懸念が確認できるかに注目すると良いでしょう(`・ω・´)
本日はここまでになります!
今日は朝から有名人の方の訃報があり、ネットではさまざまな憶測などが飛び交っていますが、 騒がずそっとしておいてあげたらいいのになと思います。心よりご冥福をお祈りします。
ちなみに5月11日の誕生花は「ナスタチウム」。花言葉は「困難に打ち克つ」とか「勝利」などがあります。 「止まない雨はない」という言葉があるように、たとえ困難があっても必ず解決すると信じて、日々過ごしていけるといいなと思います(*´`*)
それではみなさまよい一日を(✻´ν`✻)♪