■ 日本株展望 : 波乱含みも業績買いが下支え!
4年ぶりに最高益を更新した東証プライム企業の22年3月期業に対する見直し買い、10日線に下値抵抗を示しているテクニカルち市場マインドの改善などが支えとなるしっかりとした推移が本線。想定レンジは26,400〜27,300円。
リスクシナリオとしては、「4月後半以降の下落トレンド継続」が本命視されるNY市場なりの下落の他、5月半ばの日本株を支えたドル円の軟勢、日米先物での売り攻勢などを背景とする26,000円割れに警戒。楽観シナリオとしては、本日の米バイデン大統領来日に絡めた岸田政権に対する外資勢のご祝儀買いの進展に伴う27,500円トライに期待。
中小型株については、地合い悪化に際しては連れ安、地合い良化に際しては“物色の二極化進展”が予想されます。現状で持続的な柱となりうるテーマは不在なため、アンテナは広めに設置しておきたいところ。