ビットコイン(BTC)は4月以降、約40%下落しているが、これはもはや株式市場との相関関係によるものではないと米投資銀行モルガン・スタンレーは5月12日付のリサーチレポートで述べた。

「分散型金融(DeFi)や暗号資産担保型ステーブルコインなど、暗号資産のなかでも盛り上がり、注目された分野では巨額の清算が見られ、価格上昇はすべて投機的なもので、リアルなユーザー需要は限られていたことが明らかになりつつある」とシーナー・シャー(Sheena Shah)氏率いるアナリストらは記している。

レポートによると、NFT(ノンファンジブル・トークン)と仮想土地が多額の投機と資金流入の対象になっており、こうした資産の購入動機のほとんどは、転売から利益を得ることへの期待だったとしている。

システマティック・リスクにつながるか

同行はまた、暗号資産市場は昨年11月以降、低迷が続いているが、時価総額第3位を誇ったステーブルコイン「TerraUSD(UST)」がわずか数日で崩壊したことに衝撃を受けたと指摘した。

暗号資産に裏付けられたステーブルコインは、DeFiエコシステム内のレバレッジの重要な部分を占めており、今回の出来事は、不確実性と不安定性を増大させ、「多くの暗号資産が取引されるべき場に対する、広範な再評価」につながったという。

また世界的に金利が上昇し、米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを強化するなか、暗号資産市場の最も投機的でレバレッジの高い領域が今、注視されていると付け加えた。

ステーブルコインの時価総額の急増(2020年初頭から30倍に増加)は、暗号資産の価格に影響を与え、また多くの流動性とレバレッジを提供する役割も担っていたという。

モルガン・スタンレーは、クライアントから暗号資産の大幅な下落とステーブルコインのデペッグが「より広範な金融市場にとってのシステマティック・リスク」となるかどうか、問い合わせが来ていると述べた。

参考資料:https://www.coindeskjapan.com/149028/ 

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