【勘流雑感】 
 昨日の米株は4日続伸。更なるタカ派化が警戒された5月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は大方の予想の範疇にとどまり、先週までの8週連続の下落の反動もあって買い安心感につながった。

 昨日の引け味の甘さ、下落ベクトル継続優位のチャート付きなどを鑑みればワンクッション置いてからのマイナス評価に注意は必要だが、昨年11月からの材料株の不遇によって下げへの対応は体が覚えている反面、楽観相場への対応は意識の変革が要される。すなわち、撤収要件で後顧の憂いを絶ったら、上昇時は利入れを慌てるのではなく、買い増しを検討するくらいの気持ちの余裕が欲しいものだ。

 本日の先物は26,600円までを買い向かい、大半を60−80円幅の小掬い狙いに処す。26,550円割れは撤退。

【勘流銘柄】
□ 4475 HENNGE
5/16 1,080円より 5/23 1,158円 +78 7%高
5/12の中間決算は好内容。クラウド関連は米中ロの軋轢やインフレに無関係で成長を続ける。腰の座りの悪い経過が続いているが、米ナスダックや東証グロース指数が復調気配を示せば、機械的に参加しているだけの売り方は一気に霧散しよう。

□ 3000番台短期指向2銘柄も押さば買い、動意を示さば買い。

(その他)
5029 サークレイス、9212 GEI など
日々売り買いせねば気が済まぬ仁は、IPO関連に注目。エッジテクノロジー<4268>はコツンと来たところを順張りで。

何かしら参考になっておれば
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