■ 今週の展望 : 買い優勢 ± 米中景況感・インフレ動向

NY株のテクニカル良化に順じた堅調地合いが本線。想定レンジは26,700 〜 27,500円。国内企業の業績回復基調は織り込まれつつあるものの、(例年通りの)6月下旬にピークを迎える3月期末配当の再投資を見込んだ6月序盤の買い、6月に予定されている上海ロックダウン解除見込みなども株価のサポート機能が期待されます。

リスクシナリオは、月末月初の米中マクロ指標を受けた中国経済への不信感、米インフレ ≒ FRBの金融引き締め加速思惑などの高まりがネックとなる26,000円台半ばまでの売り直し( → 下値不安再燃)に警戒。

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□ ■ 直近のツイッターより

5/26 世界的なインフレ、適切な金融政策対応は国ごと異なる=日銀総裁(ロイター) 
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自国通貨の有無、変動相場制採用の有無、基軸通貨か否か、資源国か否かなどを踏まえれば、主要国と日本の金融政策は異なって当然。日銀批判による間接的政府批判を展開したいマスコミや評論家による基軸通貨国の米国との比較、自国通貨でないドイツとの比較は意味がありません。

5/26 防衛費増「財源裏付けを」 財制審が建議(日経
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財源がなければ防衛費は増やせない・・・が一見するとまっとうな意見ですが、平成までの経済理論。日銀の信用創造により財政破綻が起こる確率は極めて小さい日本においては、インフレが顕著になるまでは財政拡大は可能。「政府予算は民間からの税金でのみ賄われるべき」は時代錯誤であり、当観点で財政を考えている政治家さんは日本経済にとって害悪と言えます。

5/25 ロシアは食料を「武器」に、飢餓回避に協議必要=欧州委員長(ロイター) 
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ロシアによるウクライナ侵略戦争は数年スパンの長期化が視野に。
世界的かつ戦略的な農地拡大に期待。

5/29 米アップルストア、従業員の時給を22ドルへ値上げ。労働者の不満に先手か(yahoo
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アップルは労働者の不満には時々は応えるものの、バッテリー寿命の長期化という消費者からの長年の期待には応える気はありません。GAFAに支配されている米政府も見て見ぬふり。

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