第1回:オシレーター系とトレンド系の違いを理解しよう【FXの基礎知識】
最終更新日: 2022-6-6
こんにちは!
週末にAmazonで購入していた本が届いたんですけど、思ったよりも分厚いしページ数が多くてびっくり(ページ数見ないで買った…笑)!
天気が悪いと低気圧でぼーっとするし、これからの季節は読み進めるのが遅くなりそうだけど、のんびり読んでこうと思います♪
さて今回のブログでは、先週末に発表された米雇用統計の結果によるドル円相場の状況や、 FX初心者の方に向けたFXの基礎知識シリーズの「オシレーター系とトレンド系指標」についてを解説します!
米雇用統計は予想を上回る結果で一時円安に
本題に入る前にまず、先週の雇用統計でやや大きな動きがあったので、触れておきたいと思います。
6月3日(金)の21:30に発表された米5月雇用統計では、前月が42.8万人、予想が32.5万人、結果は予想を上回る39.0万人となりました!
※前回の雇用統計
2022年度ゴールデンウィーク中の重要イベント&ドル円相場を振り返ってみた(5月9日のブログより)
この結果を受け、まだ労働者の需要が多いことから景気は減速しておらず、 さらにFRBの「政策金利引き締めに(タカ派)になるのではないか?」との観測が広まり、一気に円安に動きました。
ただ、やはりそれ以上の円安に向かう決め手が何もないため、それ以降は円高に方向に押し返されている状況です…!
ドル円の動き(10分足|6月3日の雇用統計以降~6月6日午前中くらいまで)
テクニカル分析は上級者向けなの?
FXはファンダメンタルズ分析ができるようになったら中級で、テクニカル分析ができるようになったら上級者というイメージがあります。
しかし、どちらかというとテクニカル分析を基準にしたほうが、売買の基準が明確なので、 初心者はテクニカル分析から入るほうが良いと私は感じます。
もちろん両方組み合わせられれば最高ですね(^^*)
テクニカル分析はチャートをもとに今後の相場の流れを予想するものですが、 大きくオシレーター系と、トレンド系に分類することができます。
※関連記事
FXトレードするなら知っておきたい「テクニカル分析」についてわかりやすく解説してみた(6月3日のブログより)
オシレーター系指標で売られすぎ・買われすぎを判断する
オシレーター系とは、景気の過熱感を判断するチャート分析です。相場における売られすぎ、買われすぎを分析することができます。
オシレーター系のチャート分析には、RSI、MACD(マックディー)、ストキャスティクス、RCIなどがあります。
オシレーター系はローソク足チャートの下部に表示され、 買われすぎのサインを出すと「買い」の目安に、売られすぎのサインを出すと「売り」の目安になります!
トレンド系指標で相場の流れを判断する
トレンド系は、いつ売り買いをすれば良いのか判断をするときに使用するチャート分析です!
移動平均線、トレンドライン、水平線、ボリンジャーバンド、一目均衡表などがあり、FX初心者の方でも1つくらいは見かけたことがあるのではないでしょうか(*´`*)
トレンド系は、ローソク足と重ね合わせて、トレンドラインをローソク足が抜けたら「買い」、あるいは「売り」のような判断をします。
以下は、ローソク足に一目均衡表を重ね合わせたものです。
この例の場合は、雲よりローソク足が下に抜けているので「売られ過ぎかもしれない」という判断ができるわけです!
オシレーター系や、トレンド系どちらかというわけではなく、両方使うとよりトレードの精度が上がります。
今後もそれぞれのチャートの特徴を解説しますので、1つずつ覚えていきましょうね(`・ω・´)!!
今日は天気予報を見るかぎりだと雨の地域が多そうなので、外出される方は足元にお気をつけて!それではまた明日(✻´ν`✻)♪