本日の日経平均は続伸。先週末の窓開け続伸の反動、米5月雇用統計後のNY株安などを重石に寄り付き早々に27,523円(−237)まで下落。しかし、週明けの日米先物需給の買い傾斜、先週末の岸田政権による守備範囲の広い政策方針、リバウンド相場の第二関門27,500円超えによるテクニカル改善などが追い風となり、14時過ぎに27,979円(+217)まで上昇。

東証主力株は買い優勢。9983 ファストリ、8035 東京エレク、4568 第一三共、4543 テルモなどが指数高を牽引した他、5021 コスモ、7012 川崎重工、9006 京浜急行、5020 ENEOS、5019 出光などが大幅高に。

中小型株は 2395 新日本科学、9627 アインHD、3660 アイスタイル、2353 日本駐車場開発、449 ギフティ、3926 オープンドア、4997 日本農薬、3681 ブイキューブ、43344 ソースネクスト、5026 トリプルアイズ、7359 東京通信、2370 メディネット、3810 サイバーステップ、3825 リミックスポイント、4777 ガーラ、6338 タカトリなどに短期資金が流入。

日経平均 27,915円 +154、Topix 1,939 +5
225先物(6月限)27,910円、為替 130.60円/ドル
NYダウ先物 33,034ドル +146

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】

△ 3681 ブイキューブ、3962 チェンジ、4374 シンプレクス
破壊力を内包している旧Sラボ銘柄を押し目買いスイング狙いで継続注視。防衛関連で買われている石川製作所(6208)、豊和工業(6203)、東京計器(7721)、新明和(7224)、GoTo関連のオープンドア(3926)、ベルトラ(7048)、エアトリ(6191)辺りは「目先買い→天井サインで空売り」対象として注目。

☆ 6890 フェローテック
5/30 2,880円 → 5/31 3,100円 +190 7.6%上昇
中小型株需給の正常化・二極化への備え、5月後半に短期16%高を果たしたメイコー(6787)の後継、日経レバ(1570)に代わる日経連動タイプとしての対応などを目的に、明日もターゲットプライスまでの押しを丹念に買い直していきたいところ。

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■ 後記 : 日経平均のテクニカルは、戻りの第一関門(26,700円台序盤)、第二関門(27,500円付近)をブレイクして着々と良化中。終値ベースでの3月以降の戻り高値(28,252円)を抜けてくれば28,000円台後半までの上伸も視野に。
よって、“流動性高め”の好トレンド銘柄主体のポジショニング、押し目買い・上昇時の売りすぎにより日経高への相関性の高さを維持していきたいところ。

ただし、木曜のECB理事会、来週半ばのFOMCを巡る欧米金融政策のコンセンサス以上のタカ派化 → 調整トレンド入りリスクの高さを踏まえれば、28,000円付近からは積極度を控えめにした“おまけ領域”としての対応が賢明と判断。

直近の日経高に際して冴えない推移を続けている銘柄を複数お持ちの方は、それらを大胆に処理 → 全体需給の下押しを待って仕込み直すイメージがおススメ。資金分散により利確判断の難易度を高めてしまう保有銘柄の増やしすぎの回避、手仕舞い条件のザラ場基準主体への変更と徹底などもそのまま。

 (会員サークルより 
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では 本日もお疲れさまでした。

「北の達人、ノーリツ鋼機、ソースネクスト見てたよ!」・・・こちらも是非!☆