AViC(9554)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(970円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

AViC(9554)の上場日とIPO申込期間

AViC(9554)の上場日は2022年6月30日(木)単独上場、上場市場は東証グロース市場(市場再編後の新興市場)への上場で、IPO主幹事はみずほ証券となっております。

このAViC(9554)のIPO申し込み期間は6月14日(火)~6月20日(月)となっており、IPO申し込みラッシュも終盤戦となっていますが、まだギリギリ他のIPO案件との申し込み期間が被っているため、全力参加で攻める方は資金の割り振りに注意が必要です。

AViC(9554)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

AViC(9554)のIPO(新規上場)初値予想

AViC(9554)のIPO想定価格は970円となっているため、現時点では公募価格の1.3倍~2.0倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。

このAViC(9554)のIPO仮条件は本日6月10日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

AViC(9554)の事業内容

AViC(9554)の事業内容はデジタルマーケティングサービスの提供等ということで、検索連動型広告、ディスプレイ広告、インフィード広告等の運用型広告を行う「インターネット広告サービス」やWebサイトの検索順位を適切な施策により上昇させる「SEOコンサルティングサービス」を展開しています。

このAViC(9554)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

AViC(9554)のブルベア要素とIPO参加スタンス

AViC(9554)の公開規模はIPO想定価格970円としてオーバーアロットメント含め12.5億円と規模的に東証グロース市場への上場としては10億円超えではあるものの、まだ小型サイズの範囲となり、荷もたれ感はありません。

IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて11,274枚とやや多めにあり、海外販売も無く、IPO主幹事のみずほ証券も通常は単価1,000円未満の場合は200株1セット配分としていましたが、今回は広く浅く(100株配分)戦略を取ってくれているので、当選確度としてはいつものみずほ証券主幹事案件よりはまだマシなレベルかと思います。

AViC(9554)IPOみずほ証券100株

そして今回もこのAViC(9554)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がネット広告ということで人気化しやすい業態となり、業績も堅調でまだまだ成長余力もありそうです。公開規模はIPO想定価格(970円)で12.5億円と荷もたれ感の無い水準。株主にベンチャーキャピタル投資ファンド)の保有株(447,600株)があるものの、初値形成後でないと売却できないタイプのロックアップとなるため、上場時の大きな売り圧力もありません。

上場日は6月30日(木)単独上場、ひとまず6月IPOラッシュのラスト案件と節目となり、続くIPO(新規上場)7月8日(金)上場のINTLOOP(9556)まで一週間程度のIPO空白期間ができることも有利な展開になりやすそうです。

ベア要素(ネガティブ材料)は成長期待を一定織り込んでいる株価設定となっていることからやや割高な印象。上場日は単独上場とはいえ、連日の上場劇から来る買い疲れも一定現れる可能性もあります。

とはいえ、今回はベア要素(ネガティブ材料)よりものブル要素(ポジティブ材料)方が強く感じるため、管理人の個人的なこのAViC(9554)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定です。

AViC(9554)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのAViC(9554)のIPO株(公募株及び売り出し株)11,274枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
みずほ証券(主幹事9,097枚80.7%
SBI証券1,466枚13.0%
マネックス証券100%完全抽選192枚1.7%
楽天証券100%完全抽選192枚1.7%
いちよし証券68枚0.6%
岡三証券68枚0.6%
岩井コスモ証券34枚0.3%
東海東京証券34枚0.3%
松井証券前受け金不要34枚0.3%
丸三証券34枚0.3%
あかつき証券11枚0.1%
極東証券11枚0.1%
静銀ティーエム証券11枚0.1%
東洋証券11枚0.1%
水戸証券11枚0.1%
岡三オンライン証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,691枚あります。

IPO幹事団(シンジケート)はIPO委託幹事(裏幹事)含めて総勢16社と多めです。元々のIPO株数が膨大では無いため、割り当て数は各証券会社に分散されることになり、特に抽選割合の少ないIPO主幹事(みずほ証券)以外の店頭系証券でのIPO当選は厳しいかもしれません。

残る抽選割合の多いネット証券(SBI証券マネックス証券楽天証券)は割りて数が100枚上とおおむね従来通りあるため、申し込む価値はありそうですが、残念ながら松井証券だけは少なくなっているため期待薄と言わざるを得ません。

もちろん申し込める証券会社からはすべて申し込むがIPO投資の基本スタイルですが、労力を減らすのであれば、IPO主幹事含めた上位4社+松井証券となるでしょうかね。

AViC(9554)のIPO仮条件決定

AViC(9554)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:970円
IPO仮条件:920円~1,020円

IPO想定価格がちょうど中間値となるやや強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は11.9億円~13.2億円となりました。

AViC(9554)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

AViC(9554)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,300円~1,500円

IPO仮条件がやや強気な設定でおさまったことからか、IPO初値予想第二弾は下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても全力申し込みで変更はありません。

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